美容師と整備士を給料など様々な角度で比較したら…【閲覧注意】

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困った美容師男

美容師と整備士を給料などいろいろな面から比較した情報が知りたいです。

こういった疑問にお答えします。

✔本記事のテーマ

美容師と整備士を給料など様々な角度で比較したら…【閲覧注意】

✔記事の信頼性

私は1人美容室を経営しており、サロンワークの収入と副業収入でまとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、常に順風満帆だったのかと言えばそうではなく、
美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。

✔あなたへ前置きメッセージ

本記事は、『美容師と整備士どちらを目指そうか迷っている。様々な比較データを知りたい。』という方に向けて書いています。

この記事を読むことで…資格取得難易度、離職率、将来性、給料など、美容師と整備士の様々な比較データを知ることができます。

昨今資格が必要となる職種が人気しています。
美容師や整備士もその一部です。

『どの職種に就こうか?』と考えたときに、比較データがまだまだ少ないんですよね。
なので、独自調査して探し出した調査データを開示します。

美容師と整備士どちらか選びあぐねている方は、参考にどうぞ。

✔『わたしが記事を執筆しています』

プロフ

美容師のキャリア22年。2014年“Hair Room Donico”を開業。

髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。

【運営メディア】
なかむラボ~シャンプー研究所~
オナカムラジオ

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あとからお金がかかったりしない?

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美容師と整備士を給料など様々な角度で比較したら…

“将来の職業選択”は、これからの人生を大きく左右する、重大な選択です。

特に、新型コロナウイルス(COVID-19)によって、これまでの働き方や利益の出し方では立ち行かなくなってます。

(→ 美容師給料がコロナで爆上がりする【2021年~新しい働き方】)

これからは多様な働き方を考えるべき時代になっていくことでしょう。

仕事の数は星の数ほどありますが、“資格が必要なもの”“専門知識が必要なもの”はどの時代においても必要とされます

その中から現在、どんな人にとっても身近で、衛生の担い手でもある「美容師」と、通勤手段の変化から都市部でも再注目されている車に関するスペシャリスト、「自動車整備士」を比較してみます。

『どちらの仕事がいいんだろう?』と悩んでいる方はもちろん、どんな仕事がいいか探している最中の方もぜひ参考にしてみてください。

(→ 【本音】美容師やれ!!給料少ない?関係ねぇ!!理由を教える)

美容師と整備士の給料の違い

美容師と整備士の給料の違い

まず、2019年の美容師と整備士の給料の平均をみてみましょう。

(→ 賃金構造基本統計調査 (2019年))

【美容師】

給料の月額(月収) 25万5100円
賞与 5万2800円
年収 311万4000円

【自動車整備士】

給料の月額(月収) 30万2000円
賞与 78万4200円
年収 440万8200円

年収で見ると、およそ120万円の差がありました。

とくに特筆すべきは、美容業界にはボーナスという概念があまりない一方、自動車整備士にはかなりのボーナスや手当があるようです。

(→ 美容師にボーナスはあるのか?ないけども高い給料が稼げます【朗報】)

もちろん、美容師もサロン就職後、研修期間にあたるアシスタントを経て、一人前のスタイリストになればおのずとお給料は上がります。

また、美容業界には指名による歩合給があるのも特徴で、自分のがんばり次第でお給料をアップさせることができます

一方、整備士の場合は、安定した仕事といえます。

整備士のボーナスはサラリーマンの平均以上ですので、やりがいもあるでしょう。

ディーラー独自のグレード制度などもありますので、昇給のチャンスもあります。

しかし、整備士になって給料アップを目指すなら、多くの場合マネジメント側へ昇進する必要があります

これには自分の努力だけではなく、周囲との相性がありますので、向き不向きが出てきてしまう可能性があります。

給料以外の部分で美容師と整備士を比較してみた

給料以外の部分で美容師と整備士を比較してみた

美容師と整備士を給料以外の部分での違いを確認します。

まず、どちらも国家資格を必要とします。国家資格を取るために必要な条件は以下の通りです。

【美容師】

受験資格 厚生労働大臣指定の美容学校(専門学校、通信制大学など)を卒業することで、受験資格を得ることができます。
所要期間 約2~3年

【自動車整備士】

受験資格 自動車整備専門学校を卒業することで受験資格を得る場合と、実務経験を積むことで受験資格を得る場合があります。
所要期間 ・専門学校へ通う場合→2級整備士コース2年、1級整備士コース4年
・実務経験のみの場合→3級整備士1年以上の実務経験、2級整備士:3級取得後3年以上の実務経験、1級整備士:2級取得後3年以上の実務経験

美容師は、専門学校に通うことが必須ですが、自動車整備士の場合は一般的な高校を卒業後、すぐに働き始めることができます。

ですが、実際は高校の自動車科や機械科を卒業していたり、専門学校に通っていたりする場合が多いようです。

合格率に関しては“美容師は6割程度”、“自動車整備士は2級までの筆記は8割程度”となっているようです。

いずれも難易度は高すぎるといったほどではなくとも、ある程度の知識と技術が必要な試験となっています。

(→ 資格職である美容師の給料と年収と進路について現役経営者が暴露)

【合格率】

美容師国家試験合格率 61.7%(令和2年)
2級自動車整備士(ガソリン)試験合格率 筆記84.1%(令和元年)、実技22.0%(平成30年)

離職率に関してもみてみましょう。

厚生労働省「雇用動向調査 離職者(2018年)」によると以下の通り。

生活関連サービス業(美容師含む) 就職~1年未満18万3000人、1~2年6万2000人、2~5年6万9000人
自動車整備業,機械等修理業 1年未満8200人、1~2年5100人、2~5年8200人

となっており、勤続年数が“就職~1年未満”での離職が特に多くなっています

働き始めの年代はどうしても賃金が低くなりがちですし、どちらも体力を使う仕事ですので、体力的に厳しいといたことが離職理由にあがるようです。

(→ 美容師が辞める際の退職理由【衝撃ランキング5】)

残業が多く、勤務時間が長いのも双方の特徴です。

美容師と整備士の将来性について

美容師と整備士の将来性について

美容師、整備士ともに資格を必要とする職業ですので、需要は今後も安定してあるといえるでしょう。

実際に求人誌を見てもわかる通り、就職先、転職先も多く募集されています。

では、あなたがどちらかの職についてキャリアを重ねた場合について考えてみます。

(→ 40代美容師が給料40万を手にするために【安定した生活が欲しい】)

整備士は多くは工場、ディーラーへ勤務することになります。

ですから、企業勤めの会社員と同様に定年まで働き続けることができますし、その間にポジションもアップしているでしょう。

一方で整備士をしながら、自由な働き方をするのは難しいかもしれません。

美容師の場合は、店長やチーフといったマネジメント職につくことができれば、長く働くことができます

(→ 役職のない美容師人生はきっとつまらない【店長やディレクター最強】)

しかし、雇用される立場の場合は、美容師のメイン層が20~30代となっているため、働きづらいかもしれません。

将来的には独立やフリーランスとして仕事をするのも視野に入れるべきでしょう。

(→ 美容師の独立後の年収は600万円以上【上級国民爆誕】)

美容師と整備士を給料以外で考えるならどちらがおすすめ?

美容師と整備士を給料以外で考えるならどちらがおすすめ?

悩める女性C

待遇面も重要な参考情報になるけど、どちらの仕事が長く続けやすいか判断が難しいわね。

美容師と整備士はどちらも技術を必要とする職業ですが、対象が違います。

美容師は「人」と会話をし、「人」にサービスを提供します。
新しいトレンドやスタイルを提供するクリエイティブな作業でもあります。

整備士は「人」との会話もありますが、重要なのは「車、機械」を整備することです。また、安全のために情報はブラッシュアップする必要はありますが、異常がないかを確認するといったルーティン的作業が大切です。

ですから、まずあなたの興味が「おしゃれ」「クリエイティブ」「接客」「人」といったところにあれば、やはり美容師を選ぶべきです。

一方、「自動車」「機械」「工具」といったところに関心があれば整備士を選ぶべきです。

当たり前だと思われるかもしれませんが、世間体や常識よりも「自分がやりたいこと、興味があること、関心が持てること」を重視して仕事を選ばないと、それに関する勉強もがんばれません。

長く続けることも難しくなってしまいます。

なんのために仕事をするのか、しっかり自分の軸を見つけることが大切です。

美容師になって人気をとるか、独立開業すれば整備士以上の給料も!?

美容師になって人気をとるか、独立開業すれば整備士以上の給料も!?

以上のことを踏まえて、

『やっぱり整備士のほうがいいかな。』と思われた方も、

『私は美容師になる。』 と思われた方もいらっしゃると思います。

悩める女性C

美容師をしたいんだけど、給料面が不安…。

こんな方に、提案できることがあるとすれば、“売れる美容師”をめざすことです。

(→ shimaのトップスタイリストの年収知っておったまげ【驚愕】)

美容師の給料の特徴に“歩合制給与”があります。

これは指名のお客様を増やすことで上がりますいし、自分の人気次第で上げることもできます。

一流スタイリストの年収は800万円~1000万円もめずらしくありません。

自分のがんばり次第で収入アップさせられる仕事はなかなかありませんから、チャレンジする価値があるはずです。

『それは難しそう。』と思われる方におすすめしたいのは、美容室の経営者になることです。

美容室経営者の年収は年収500~1000万円程度です。

(→ 1人美容室の経営で年収600万円以上は確実。今後独立開業する人必見)

独立開業すれば、かなりの高収入が実現できます。

もちろんリスクは伴いますし、経営の知識が新たに必要となるため、簡単ではありません。

ですが、美容師という夢を給料という面だけであきらめてほしくないと思います。

そして、自動車整備士ではなかなか独立は難しいです。

施設投資の規模が大きすぎるので現実的ではないでしょう。

そういった面からも、年齢に合わせて、将来の選択肢が増える美容師もおすすめできる仕事です。

(→  美容師の独立後の年収は600万円以上【上級国民爆誕】)

美容師もおすすめできる仕事

サロンワークをしていると、お客様からこう尋ねられることがあります。

お客様Aさん

もし、もう一度職業を選べるとしたら何の仕事がしたい??

いやいや、もちろん美容師ですよ!!
私は、美容師以上に楽しい仕事はないと思っています。
これは本心からそう思います。

いくつもの困難を乗り越えて、今がありますが、おかしな気を起こして転職しないでよかった~と心から思います。

困った時やつまずいた時、話を聞いてくれた先輩方や仲間に感謝感謝です。

今回は以上で終わります。

つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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