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美容師の給料って学歴は関係するの?中卒と高卒ではどちらが有利なんですか?教えて下さい。
こういった質問について解説します。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
私は1人美容室を経営している男性美容師で、サロンワークの収入と副業収入でまとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、常に順風満帆だったのかと言えばそうではなく、
美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。
“サロンワークとブログ執筆”をlifeworkに取り入れて日々精進中。
プロフィール詳細はコチラ
✔あなたへ前置きメッセージ
本記事は、『美容師の学歴と給料との関連性を知りたい。』という方に向けて書いています。
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髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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美容師をするうえで学歴は必要なのか??
今回は美容師に“学力”が必要か?といった部分についてお話していきます。
が、その前に前提として“私自身の学力”について先に触れておきます。
私は関西にあるK大学に入学して3か月足らずで自主退学しています。
入学した大学の学部の偏差値は、57.5~60ほどと言われていて、特に“めちゃめちゃ頭が悪い”わけでもなく、“勉強が特別できる”わけでもない。
いわゆる“普通レベル(よりも少しいいくらい)”の脳みそ学力レベルでした。
退学後に、美容専門学校に入学して美容業界に入りました。
(なので専門学校のクラスメイトの年齢は年下ばかりでした。)
一応人並みに受験勉強もやってきた美容師なので、過去から現在に至るまでの経験測からお話をしていこうと思います。
入社前
美容師になろうと思ったら“入学試験”に合格し美容専門学校を出て、“国家試験”を合格し美容師免許を取る必要があります。
そして意中のサロンに入社(転職)する際に、ちょっとした“入社テスト”がある可能性があります。
私の場合は、“なぜ美容師になろうと思ったのか?”を1000字ほど書くような入社テストでした。
なので“最低限の漢字をある程度使えれば合格できる”レベルの入社テストでした。
サロンによっては、アシスタントからスタイリストにランクアップする際に学科テストがあるかもしれません。
学力が必要になる時って今挙げた3つのシチュエーションくらいだと思います。
(独立開業はお金と度胸があれば誰でもできます。)
サロンで働くという事に対しては、ぶっちゃけ学力はさほど必要ないと思います。
一番の難関は国家試験の学科になりますが、ある程度教科書の中身を理解できればさほど難しくありません。
難易度的には車の普通免許を取る…くらいのイメージですね。
入社後
“働き始めてからは学力はいらないだろ。”と考える美容師さんが非常に多いです。
私は少しだけ違う意見を持っています。
お客様は、担当美容師のバックグラウンドをよく見ています。
例えば、同じ見た目で同じスキルを持った美容師Aさんと美容師Bさんがいたとします。
Aさんは昔から不器用で、毎日毎日誰よりも早く出勤して練習し、営業後も最後まで一人で残って練習しています。
Bさんは努力が嫌いです。しかしもともと手先が器用なので何となく練習せずとも結果を残すことができていました。
あなたはどちらにカットを依頼したいですか?
(→ 普通の美容師が年収600万円をクリアした方法【具体的に説明する】)
もちろん“学力がある”から、“努力できる”から人間的に優れているとは思っていません。
しかし《“その人が持つドラマ”に心を揺さぶられる》性質を人間は持っています。
別に学力じゃなくても、
● シャンプーの事を話し出すと2時間はしゃべれる、13歳からずっと“シャンプーおたく”である。
● 業界でも最大規模のメディアを作って運営している美容師
● サロンの売り上げギネス記録保持者
● 最短キャリアで店長まで上り詰めた伝説の美容師
● 収入の10分の1を募金している愛の美容師
● 日本で一番年収が高く著名な美容師
でも何でもいいんですけどね。
しかし、あえて言わせてもらうと…。
学歴というものは、スタイリストを彩るただの“アクセサリー”というかオプションのようなものです。
学歴が直接的に給料に関係するものではありません。
しかしオプションを利用して、効率的に指名客を集める事は出来ます。
手当や賞与(ボーナス)もなく残業代も出ない…。
勤続年数が長いから給料が増えていくようなシステムではない美容師を安心させてくれるのは指名して下さるお客様の数。
(→ 美容師にボーナスはあるのか?ないけども高い給料が稼げます【朗報】)
学歴がある人は上手く活用して指名客を増やすことをおすすめします。
美容師になるにはいくつかのルートがある
美容師になるためには、美容専門学校を卒業することが必須です。
そして美容専門学校に入学するためには“高校卒業の学歴”が必要資格となっています。
でも“中学卒業の学歴”でも美容師になることはできます。
その方法をお届けします。
美容専門学校の入学のカタチって色々あるんだね。
美容専門学校には美容師になるための中卒者向けの専門課程がある
中卒学歴者が入学できる専門課程のある“専修学校制度”といったカテゴリーを準備している美容専門学校を探して入学する方法があります。
ここでは“一般の高校生が授業で学ぶ教科を勉強する”こともできるので、高校の学歴がなくとも入学することができます。
中卒でも通信教育で美容専門学校を卒業し美容師免許を取れる
美容専門学校には通信課程で卒業するルートも準備されています。
一部例外もありますが、中卒以上の学歴があれば通信課程に入学することができます。
通信課程で免許を取ってる美容師さんが意外と多いんですよね。
(→ 資格職である美容師の給料と年収と進路について現役経営者が暴露)
ということは、通信課程で資格を取るメリットが何かあるのかな?
メリットを調べてみた結果が以下の通り。
通信課程は…
✓ 働きながら学ぶことができる
通信課程に入学すれば、昼間は仕事しながら美容師を目指すことができるのね♪自分で学費を稼いで免許を取りたい人にオススメね。学費が100円でも安くなる方が助かるし♪
サロンワークするうえで中卒美容師のデメリットある?【結論:なし→仕事内容で勝負できる世界】
中卒で美容師になろうと思ってるんですが、働くうえでのデメリットってあるんですか?
一般企業で働くサラリーマンは、最終学歴によって月給や昇進ルートまで大きく変わります。
しかし美容師という職業に関しては、一切そういったことは無いと断言できます。
それどころか、若くして経験を積み上げていくことができるという点では高卒や大卒よりも、有利に働くことができるのではないかと思います。
スタイリスト美容師の給与システムは、【固定給+歩合給】で、指名客数をたくさん増やせば給料が上がっていきます。
(→ 美容師の給料は歩合制で爆増する【美容室の計算上手取り50万は可能】)
若いうちからサロンで働けば、技術力や経験値も早く貯まっていくので、高卒者よりも加速度的に指名客が増えていくのはイメージしやすいかと思います。
しかしっ!!
後ほどの章でもお伝えしますが、社会人としての常識やマナーなどはしっかり頭に叩き込んでおきましょう。
お客様は、『このスタッフは中卒だから、こういった無礼も許してあげないといけない。』なんて思ってはくれません。
サロンに立って美容師を名乗る以上は、経営者や店長、先輩と同じ目線で比較されます。
そこを忘れずにサロンワークを頑張ることができれば、中卒であることがむしろ強みになる可能性が高いと断言できます。
(→ 美容師が失敗して落ち込むクレーム9選!【美容室を出入り禁止になるクレーマーも!?】)
学歴コンプレックスを持つ美容師が多い件
私が管理職をしていた時には、スタッフが書いたDMをチェックしたりしていたんですが…。
まあいろいろとミスが多いわけです。
✓ 間違った敬語と謙譲語
✓ 句読点を正しく使えない
✓ (美しくなくてもいいが)丁寧に字を書けない
美容室には色々なお客さまがいらっしゃいます。
当然私たちよりも学力の高いお客様や、年代が上のお客様もいらっしゃいます。
そういった方たちにこのようなDMを送るとどうなると思いますか?
しっかりしてそうな美容師さんだったけど、なんか幻滅したな…。
となる可能性が高いですよね。
また来ていただきたいからDMを送るのに、これでは本末転倒です。
中にはDMを添削されダメ出ししたことに、反発するスタッフもいます。
『これがあたしらしさなので。』
『わたしバカだからDM書くの苦手なんです。仕方ないですよね。』
“売れていない美容師”ほど学力コンプレックスを持っている傾向が強いというデータがあります。
逆によく売れている人気美容師さんは、“自分の弱い所を改善することが長所を伸ばす秘訣である”ことを知っているので、何でもまずは受け入れて改善を試みます。
(→ 美容師が年収1000万に到達する方法5選【ここだけの話】)
そもそも売れている美容師は自己肯定感が高いでしょうから、あらゆるコンプレックスがないんでしょうね。私もまずは弱みを受け入れるところから努力してみます。
美容室の求人でライバルと戦う際には学歴ある方が有利
サービス業である美容師で成功するためには、一般的や教養やマナーが必要です。
しかし過度な教養やマナーなどが無くとも、美容師として十分活躍することは可能でしょう。
“学歴”にも同じことが言えます。
言うまでもありませんが、学歴が“ない”よりは“ある”ほうが有利な場面が多々出てきます。
例えば、会議で発言をする際に高校や大学で学んだ知識が活かされる場面があったとしたら、権威性を持って話をすることができます。
出身高校が同じお客さまに入客する際には、同郷の話に花が咲くかもしれません。
求人誌で“新規出店~オープニングスタッフ募集~”を見つけて応募したとします。
求人担当者が、多くの応募をふるいにかけるときに、まずは履歴書で審査します。
そこで見られるのは学歴、職歴などです。
(→ 美容師の給料の相場は25万円【さらに増やす方法を経営者が語る】)
同じようなスキルをもって、年齢などのスペックが同じなのであれば最終的に学歴で落とされる可能性もありますよね。
あくまで可能性の話ですが…。
だから美容師をやるうえで“必ず必要”ではないですが、“あるに越したことは無い”のが学歴なのです。
もしあなたが将来美容師を目指す現役学生なのであれば、しっかり学業は頑張っておきましょう。
中卒で美容師になる場合は、高卒美容師の知識に負けないように、“空き時間に読書”をするなどして情報や知識をどんどんインプットしていきましょう。
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。