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美容師夫婦で同じ職場で働くってメリットありますか?将来は夫婦で独立開業しようと考えています。そう考えたときに夫婦で働いたときに生じるメリットとデメリットについて教えて頂きたいです。
こういった疑問にお答えします。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
私は1人美容室を経営しており、現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。
✔あなたへ前置きメッセージ
本記事は、『今後サロンを開業して、夫婦で働こうかと考えています。その際に生じるメリットとデメリットのほんとのところを教えてほしい。』という方に向けて書いています。
この記事を読むことで…夫婦で美容室を経営していくことの有利さに気づくことができます。
✔『わたしが記事を執筆しています』
髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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美容師であればサロンを経営することは一つの“夢”であり、“目標”である人は多いと思います。
どのような事業でも独立開業は大きな決断ではありますが、特に美容師は30代、40代になると技術や経験が蓄積されるという事と、経済的な問題で、独立や転職を考える人が多いです。
美容師のキャリアを積んだ人は、より稼ぐためにフリーランスという道を進むことも多いみたい。
(→ 美容師で稼いでる人、ほぼフリーランスな件【悲報】)
2018年には25万1140軒もの美容室が存在し、2019年も同じく増加傾向であったのですが、一方で倒産件数もどんどん増えているのは見過ごせない事実です。
また、2020年のコロナ禍は美容業界に大きな悪影響を残しました。
これらをふまえると一見、“美容師が独立することの難しさやリスクが増えた”と考えがちです。
しかしこんな状況だからこそ、独立が大変おすすめであると考えられます。
しかも美容師夫婦でです。
これから、美容師夫婦で独立開業すると有利な理由を説明します。
美容師夫婦で美容室の独立開業が最強な理由【2人で年収が高く安定】
美容師夫婦でサロン経営をすることが有利な理由をお伝えします。
まず、夫婦が同じ職場で働くことで、子どもたちとの家族の時間をたくさんつくることができるということ。
夫婦どちらかがサロンワークしている間、もう片方は家事や育児に時間を捻出できます。
(→ 40代美容師の年収は372万円。結婚、老後について考察する)
子どもが保育園・幼稚園や学校へ行っている間は、夫婦で美容室をフル稼働させることができます。
放課後、子ども達が帰ってきても、空いている時間やお客様が“OK”と言ってくださった場合には、美容室で子ども達を過ごさせることもできるでしょう。
また、子どもの成長につれて学校行事などが多くなってきますが、夫婦が同じ職場であることでスケジュールの調整が容易になります。
それぞれが順番に、もしくは夫婦一緒に学校行事に参加することができるようになります。
また、休日なども自由に設定できますので、夫婦での旅行や家族旅行などもスケジュールが調整しやすいでしょう。
美容師としても、パパ・ママとしても充実した生活を送ることができます。
また、美容室の経営にあたって大きなネックとなるのが“人材確保の難しさ”です。
美容業界は非常に人材が流動的であるため、常に稼働できる美容師の確保は個人サロンであるほど難しくなりますし、雇用に関する費用や責任は大きなものがあります。
しかし、夫婦での独立の場合、確実に技術者は2人確保できていますし、最も信用できる相手ですから人材流失を心配する必要がありません。
(→ 給料が少ない美容師を夫にすると貧困間違いない説【旦那も涙目】)
また、夫婦での独立には税金面でも大きなメリットがあります。
夫妻どちらかが個人事業主となり青色申告を行う場合、もう片方の配偶者を青色事業専従者として給与を支給する方法にすることが可能です。
そうしますと、青色事業専従者給与(配偶者への給与)を個人事業主が決定できるので、税率をコントロールしやすくなるのです。
また、会計帳簿の作成は個人事業主のみ必要となるため、事務的な手間を省くことができますし、必要経費の計算も非常に楽になります。
なお、給与所得者である配偶者は、支出を伴わない経費に相当する給与所得控除が利用できます。
この所得控除額は55万円~195万円となっていますので、青色申告特別控除が65万円であることと比較すると、節税ができる可能性が高いです。
注意点としては、配偶者の兼業が認められないことと、給与計算業務が必要となることですが、税理士事務所などと相談してしっかり申告や計算を行ってください。
以上のことを踏まえても、一人で運営するよりも夫婦で運営する方が経営が安定しやすく、今の時代にぴったりなんです。
(→ 美容師の旦那の給料で家族が幸せに暮らす事は出来ない【悲報】)
美容師夫婦でうまくいくために必要な準備と心構え
では、美容師夫婦で独立開業するために必要な準備と心構えは一体どのようなものがあるでしょうか。
まずは当然、開業資金が必須です。
テナント賃料はもちろん、改装費用、必要な機材の費用はほぼ確実に必要となってきますので、まとまった資金を用意する必要があります。
もちろん、居抜き物件などを探すことである程度のコストは抑えることもできますが、まずは納得できる物件を探せるように“余裕を持たせた資金”を準備しておくのが安心です。
(→ 美容師の貯金平均額は3万ほど。貧困だった美容師の貯蓄術を公開)
また、開業後もランニングコストや広告宣伝費などの運転資金が必要となってきますので、経営計画はしっかりたてておきましょう。
広告宣伝にはwebサイトの運営やブログ、SNSを活用した集客が手軽で効果的です。
イチオシのhairスタイルをinstagramなどへ投稿すると、かなりのview数が期待できます。
また、クーポンサイトへの出稿や、美容系雑誌の編集部への売り込みなども考えられます。
そういった営業が得意な従業員がいればが運営、対応してもいいですし、PRのプロに相談してもよいでしょう。
また、どのようなサロンにしたいのか、事前にターゲット層の顧客にリサーチしたり、理想やコンセプトを夫婦間で共有することは必要です。
(→ ネット集客方法【完全無料】)
ゼロからサロンをデザインできる数少ないチャンスなので、お互いに納得できるサロンになるよう、しっかり意見をすりあわせましょう。
それが開業後のスムースな経営に結びつきます。
また、お互いにどのようなサービスが得意か、何を担当するか大まかに決めてもいいでしょう。
カット、カラー、縮毛矯正、パーマなど求められる技術は多くありますから、それぞれ分担すると、一人で経営するよりも多くの情報を得たり、勉強したことを共有しあえたりといったメリットがありますね。
(→ 美容師が失敗して落ち込むクレーム9選!【美容室を出入り禁止になるクレーマーも!?】)
さらに、夫婦であること、子育て中であることを活かして、“子どもやパパ・ママにやさしい美容室”を地元に提供できることは非常にメリットがあります。
teniteo(就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン)では、妊婦さんやママさんの美容室に関するお悩みや疑問、体験談が多数ありますが、ここで挙げられているような課題を解決したり、要望をかなえたりことができるという事が同じママ美容師、パパ美容師の強みになるでしょう。
美容師夫婦の離婚が多い原因はコレ【美容師と結婚した嫁の後悔】
美容師夫婦では、以下のような特有の問題が起こりがちです。
✔ 仕事や家庭での価値観の相違が積み重なる
✔ 経営不振による金銭の不安
実際にこういった問題が原因で、離婚する美容師夫婦も少なくありません。
その対処法はコチラです。
✔ 問題はその場で、夫婦間で解決するようにすること
✔ 経営に関することは夫婦間で常に情報を共有しあい、共に乗り越える心構えを持つこと
経験を積むほど強いこだわりが出がちですが、お互いの価値観に固執せず状況に応じて経営できるように夫婦で協力しあいましょう。
(→ 美容師が年収上げたいなら開業しろ【まだ雇われで消耗してるの?】)
美容師夫婦のメリットとデメリット【1人美容室で年収を上げるもあり】
美容師夫婦のメリットはなんといっても時間に縛られない働き方ができること、税金面での節税効果です。
生涯美容師という仕事を続け、子育てをする…。
家族であり続けるために、こんなに大きなメリットがある独立開業はなかなかありません。
ぜひチャレンジすべきであると断言します。
一方でデメリットは、仕事と家庭が連続してしまうことです。
これは夫婦で独立開業していなくても、雇われ美容師として同じサロンに夫婦で勤めていても同じことが言えるでしょう。
どちらかでトラブルが発生した場合、気持ちの切り替えが難しくなりますので、その際の解消方法を夫婦間でも見つけておきましょう。
夫婦美容室経営するなら田舎へ行けば失敗リスクも回避しやすい
夫婦で独立開業することについてこれまでお伝えしてきました。
夫婦で仕事をすることによっていろいろなアドバンテージを得ることができるのね♪
はい。
余談ですが、近年は田舎へ引っ越して、開業する美容師夫婦も増えているとか。
地方でサロン経営するメリットがあるの?
その通りです。
“毎月の固定費を抑えれる”といった、いくつかのメリットがあるんですね。
ただでさえ色々と有利な夫婦サロンが田舎で経営することによって、より安定的な商売を行うことが可能になります。
詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
(→ “田舎の美容室は儲かる”噂を調査して分かった【美容師の独立は地方で】)
以上、美容師夫婦での独立開業が最強な理由を解説しました。
美容師として働いていると、自分のサロンを持つことは憧れですよね。
そんなサロンを愛する夫、妻、そして子どもたちと経営できたら素敵ですよね。
それぞれが考える理想、憧れを話し合って、ぜひチャレンジしてください!
【おまけ】夫婦共々雇われ美容師でも世帯年収1000万は目指せる
私自身、雇われ美容師だった15年間はずっと金欠に悩んでいました。
・ 友人に呑みに誘われても、だいたいは金欠で行けない。
・ コンビニでジュースを買えず、どこへ行くにも水筒を持ち歩く。
美容師は働き方を自由に選択することができます。
私は10年ほど前から、サロンワークの傍ら様々なダブルワークを経験しながら収入を増やしていきました。
今では、“お金がなくて何かを我慢する”という場面はほとんどありません。
2019年、2020年とダブルワーク(副業)をする美容師が急増していて、この流れは2021年も続くことは確実視されています。
老後の生活を国に頼ることができない以上、自分でお金を稼ぐ力を身につける必要があります。
私美容師しかやったことないけど、どんな副業ができるんだろう?
美容師に向いている副業を難易度別にまとめた記事があるので、興味があればご覧ください。
新しい知識も必要なく、空き時間を使うことで効率よく稼げる副業もあります。
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選:2022年版】)
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。