オーナー中村オーナー中村

美容師夫婦でサロンを作る予定の人は、ぜひご覧ください。パートナーを美容師から選んだ人は色々な恩恵があります。(あ、もちろんデメリットも…)

 

 
美容師であればサロンを経営することは一つの“夢”であり、“目標”である人は多いと思います。

 
どのような事業でも独立開業は大きな決断ではありますが、特に美容師は30代、40代になると技術や経験が蓄積されるという事と、経済的な問題で、独立や転職を考える人が多いです。

 

喜ぶ女性

美容師のキャリアを積んだ人は、より稼ぐためにフリーランスという道を進むことも多いみたい。

 
2018年には25万1140軒もの美容室が存在し、2019年も同じく増加傾向であったのですが、一方で倒産件数もどんどん増えているのは見過ごせない事実です。

 
また、2020年のコロナ禍は美容業界に大きな悪影響を残しました。

 
これらをふまえると一見、“美容師が独立することの難しさやリスクが増えた”と考えがちです。

 
しかしこんな状況だからこそ、美容師夫婦での独立が大変おすすめであると考えられます。

 
これから、その理由を説明します。

 

美容師夫婦での独立開業が最強な理由

 
美容師夫婦での独立開業が最強な理由

 
美容師夫婦でサロン経営をすることが有利な理由をお伝えします。

 
まず、夫婦が同じ職場で働くことで、子どもたちとの家族の時間をたくさんつくることができるということ。

 
妻か夫どちらかがサロンワークしている間、もう片方は家事や育児に時間を捻出できます。

 
子どもが保育園・幼稚園や学校へ行っている間は夫婦で美容室をフル稼働させることができます。

 
放課後、子ども達が帰ってきても、空いている時間やお客様が“OK”と言ってくださった場合には、美容室で子ども達に過ごさせることもできるでしょう。

 
また、子どもの成長につれて学校行事などが多くなってきますが、夫婦が同じ職場であることでスケジュールの調整が容易になります。

 
それぞれが順番に、もしくは一緒に学校行事に参加することができるようになります。

 
また、休日なども自由に設定できますので、家族旅行などもスケジュールが調整しやすいでしょう。

 
美容師としても、パパ・ママとしても充実した生活を送ることができます。

 
また、美容室の経営にあたって大きなネックとなるのが“人材確保の難しさ”です。

 
美容業界は非常に人材が流動的であるため、常に稼働できる美容師の確保は個人サロンであるほど難しくなりますし、雇用に関する費用や責任は大きなものがあります。

 
しかし、夫婦での独立の場合、確実に技術者は2人確保できていますし、最も信用できる相手ですから人材流失を心配する必要がありません

 
また、夫婦での独立には税金面でも大きなメリットがあります。

 
夫と妻どちらかが個人事業主となり青色申告を行う場合、もう片方の配偶者を青色事業専従者として給与を支給する方法にすることが可能です。

 
そうしますと、青色事業専従者給与(配偶者への給与)を個人事業主が決定できるので、税率をコントロールしやすいです。

 
また、会計帳簿の作成は個人事業主のみ必要となるため、事務的な手間を省くことができますし、必要経費の計算も非常に楽になります。

 
なお、給与所得者である配偶者は、支出を伴わない経費に相当する給与所得控除が利用できます。

 
この所得控除額は55万円~195万円となっていますので、青色申告特別控除が65万円であることと比較すると、節税ができる可能性が高いです。

 
注意点としては、配偶者の兼業が認められないことと、給与計算業務が必要となることですが、税理士事務所などと相談してしっかり申告や計算を行ってください。

 
以上のことを踏まえると、一人で開業するよりもとても安心で、今の時代にぴったりですよね。

 

美容師夫婦でうまくいくために必要な準備と心構え

 
美容師夫婦でうまくいくために必要な準備と心構え

 
では、美容師夫婦で独立開業するために必要な準備と心構えは一体どのようなものがあるでしょうか。

 
まずは当然、開業資金が必須です。

 
テナント賃料はもちろん、改装費用、必要な機材の費用はほぼ確実に必要となってきますので、まとまった資金を用意する必要があります。

 
もちろん、居抜き物件などを探すことである程度のコストは抑えることもできますが、まずは納得できる物件を探せるように“余裕を持たせた資金”を準備しておくのが安心です。

 
また、開業後もランニングコストや広告宣伝費などの運転資金が必要となってきますので、経営計画はしっかりたてておきましょう。

 
広告宣伝にはwebサイトの運営やブログ、SNSを活用した集客が手軽で効果的です。

 
イチオシのhairスタイルをinstagramなどへ投稿すると、かなりのview数が期待できます。

 
また、クーポンサイトへの出稿や、美容系雑誌の編集部への売り込みなども考えられます。

 
得意な従業員がいればが運営、対応してもいいですし、PRのプロに相談してもよいでしょう。

 
また、どのようなサロンにしたいのか、事前にターゲット層の顧客にリサーチしたり、理想やコンセプトを夫婦間で共有することは必要です。

 
ゼロからサロンをデザインできる数少ないチャンスなので、お互いに納得できるサロンになるよう、しっかり意見をすりあわせましょう。

 
それが開業後のスムースな経営に結びつきます。

 
また、お互いにどのようなサービスが得意か、何を担当するか大まかに決めてもいいでしょう。

 
カット、カラー、縮毛矯正、パーマなど求められる技術は多くありますから、それぞれ分担すると、一人で経営するよりも多くの情報を得たり、勉強したことを共有しあえたりといったメリットがありますね。

 
さらに、夫婦であること、子育て中であることを活かして、“子どもやパパ・ママにやさしい美容室”を地元に提供できることは非常にメリットがあります。

 
teniteo(就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン)では、妊婦さんやママさんの美容室に関するお悩みや疑問、体験談が多数ありますが、ここで挙げられているような課題を解決したり、要望をかなえたりことができるという事が同じママ美容師、パパ美容師の強みになるでしょう。

 

美容師夫婦の離婚が多い原因はコレ

 
美容師夫婦の離婚が多い原因はコレ

 
美容師夫婦では、以下のような特有の問題が起こりがちです。

 

仕事とプライベートを分けきれないことによる不満がたまる
仕事や家庭での価値観の相違が積み重なる
経営不振による金銭の不安

 
実際にこういった問題が原因で、離婚する美容師夫婦も少なくありません。

その対処法はコチラです。

一緒にいる時間が長くなってしまうので、ケンカやイライラを仕事場に持ち込まないこと
問題はその場で解決するようにすること
経営に関することはお互いに常に情報を共有しあい、共に乗り越える心構えを持つこと

 
経験を積むほど強いこだわりが出がちですが、お互いの価値観に固執せず状況に応じて経営できるように協力しあいましょう

 

美容師夫婦のメリットとデメリット

 
美容師夫婦のメリットとデメリット

 
美容師夫婦のメリットはなんといっても時間に縛られない働き方ができること、税金面での節税効果です。

 
生涯美容師という仕事を続け、子育てをする…。

 
家族であり続けるために、こんなに大きなメリットがある独立開業はなかなかありません。

 
ぜひチャレンジすべきであると断言します。

 
一方でデメリットは、仕事と家庭が連続してしまうことです。

 
どちらかでトラブルが発生した場合、気持ちの切り替えが難しくなりますので、その際の解消方法を夫婦間でも見つけておきましょう。

 
以上、美容師夫婦での独立開業が最強な理由を解説しました。

 
美容師として働いていると、自分のサロンを持つことは憧れですよね。

 
そんなサロンを愛する夫、妻、そして子どもたちと経営できたら素敵ですよね。

 
それぞれが考える理想、憧れを話し合って、ぜひチャレンジしてください!

 
今回は以上で終わります。

 
拙い文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。