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美容師の給料と売り上げって密接な関係があると思いますが、一体どれくらいの売り上げを上げると、給料が上がるのでしょうか??
こういった相談に対し、事例を交えて解説します。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
私は一人美容院を1店舗運営しており、サロンワークの収入と副業収入で、まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、常に順風満帆だったのかと言えばそうではなく、
美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。
2018年からブログ活動継続中。
✔あなたへ前置きメッセージ
美容師が売り上げを上げたら給料も上がる【経験者が秘訣を大公開】
本記事は、『美容師が給料を上げるために、どうすれば売り上げが上がるのかを教えてほしい。』という方に向けて書いています。
✔『わたしが記事を執筆しています』
髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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売上作れないアシスタント美容師は給与体系的に給料安い【手取りは年間150万円以下】
美容師の誰もが、『有名になって給与を増やし、経済的に豊かになりたい』と考えます。
今回はどうしたら、“売り上げ目標を達成できるか”という攻略法をお伝えしていきます。
早速話を始める前に…。
あなたがアシスタント美容師である場合…。
この記事を読む前に、まずは技術をしっかり磨いて、一日も早くスタイリストになれるように努力して下さい。
(注)アシスタント美容師が給料を上げる方法は、この記事内には記載していません。
アシスタントが給料を上げるための方法は、以下よりご覧ください。
(→ 美容師のアシスタントの給料の手取り額を見て3秒であごが落ちた件)
なぜ、こんな厳しい言い方をするかというと…、
アシスタントのうちは、どれほど頑張っても大きく給料を増やすことができないからです。
理由は以下の通り…
✔ そもそも“できる仕事内容が限られている”ので他者と仕事の差別化を図りにくい
✔ 自分ひとりで売り上げを作りにくい
では早速、『スタイリストになって歩合給になった人が、どうやって売り上げを上げていけばいいのか?』をお伝えします。
美容師が給料を上げるために売り上げ50万を狙った方法【歩合給計算が始まって最初の壁:相場を超えろ】
アシスタントから晴れてスタイリストに昇格すると、まず最初に立ちはだかる壁が【売り上げ50万円】の壁です。
例えば客単価が6000円の職場で働いていたとして、稼働日数が毎月25日だったとします。
月間売り上げ50万円が目標であれば、一日に必要な売り上げが、2万円なので、一日に必要な客数は4名となります。
“1日4名を担当する”と聞くと簡単そうだけど、なかなか大変なんだよ…。
そうですね、『毎日必ず自分のお客様4名に来ていただこう。』と思ったら大変なんですよね。
そんな“駆け出しのスタイリストさん”に、意識していただきたいことが以下の4点。
✔ お客様の名前を3回以上お呼びする
✔ お礼DMを送る
✔ 技術の説明を“さりげなく事細かに”する
まず必要な事は、“あなたという美容師”を認知していただく事。
(→ 美容師が年収1000万に到達する方法5選【ここだけの話】)
サービス業界の特徴ですが、まずは互いの信頼関係が重要なのです。
そうでないと、お金を使ってはくれません。
あなたの名前を記憶の片隅にでも、覚えて帰って頂かないといけないのです。
そのために必要なことが、“技術中にお客様の名前をたくさん呼ぶ事”。
人間という生き物は、もれなく全員が“自己承認欲求”を持っています。
担当美容師との関係性が薄いうちは、お客様は『この人は本当に私の事を理解してくれているのかしら?』と常に不安に考えていらっしゃいます。
その際に、有効なテクニックがお客様をお名前で何度もお呼びすること。
『中村さん、今日はあいにくの天気ですね。』
『今日は気候が気持ちいいですね。中村さんはお花見には行かれましたか?』
『中村さん、…』
『中村さん、…』
『中村さん、…』
としつこいくらいに。
同じ話を何度もするのは不快に感じますが、名前は何度呼ばれても不快にはなりません。
『私の名前を何度も呼ばないでよっ!!』
と怒る人を見た事ないですよね?
(よほど嫌われていたら話は別ですが…)
名前を何度も呼ばれることで、潜在意識の中の『心の壁』が少しづつ取り除かれていきます。
そうするとお客様も、あなたの名前を憶えてくれるのです。
お客さんの名前を何度も呼ぶことで、あたかも“知人のような親しさ”を錯覚させるのね。
お礼DMについては、説明するまでもありません。
たくさん存在する美容室や美容師の中から、あなたに仕事をくださったお客様にお礼を伝えるのは当然。
“当たり前のことを当たり前にする”。
この積み重ねで、信頼関係が構築されていきます。
技術の説明に関しては、いわゆる“付加価値”をつけるという事。
髪の量が多い“ぼんのくぼ”辺りをすいて毛量を減らす際にも、“ただ単に黙ってすいて終わり”じゃもったいないですよ。
『中村さん、ぼんのくぼ辺りがすぐに重たくなりますよね。ちょっと今回はスタイルが長持ちするように工夫してすいていきます。スタイルの見た目は変わりませんが、1か月後のヘアスタイルの状態に今までの違いがよく出ると思います。』
と説明してカットすると、
✔ 技術の差別化が出来ている
をクリアすることができ、技術に満足してもらえたら『この美容師さんちょっとイイカモ。』となる可能性があるのです。
これを実践している人が意外と少ない…。
やらないと本当にもったいないので、ぜひ実践してください。
こういった声かけのひと手間ってシャンプー、カラーパーマなどすべての技術に応用できるね♪
美容師が給料を上げるために売り上げ60万を狙った方法【金持ちを目指すならサクっと超えろ】
✔ 次回予約
✔ 時間単価
サロンによっては、次回予約をして頂くことを徹底しているところが多いです。
私が以前勤めていたサロンも“次回予約をして帰っていただく”というようなシステムを取っていました。
でも私は、ムチャクチャ次回予約を取るのが苦手だったんです。
(→ 普通の美容師が年収600万円をクリアした方法【具体的に説明する】)
『何か月も先の予約をしてくれって…。お客様にムチャを言っちゃいかんだろ。』
『来たいときにはお客様から連絡してくるんだから。余計なお世話だよ。』
そう考えてるもんだから、なかなか次回予約が取れない…。
その時に解決方法となったのが、“次回提案”。
技術の最中に、あなたはお客様とどんな話をしますか?
昨夜のドラマの話や、流行のヘアスタイルの話とか。あと最近は芸能人の不倫話が多いかな?
どんな話をしていたとしても、お客様のヘアスタイルと置き換えることができますよね。
例えば…。
『あの女優さんのヘアスタイル素敵ですよね。中村さん、あんな動きが出るショートスタイルがお似合いになると思いますよ。興味ありませんか?』
『今グレージュカラーが流行ってるんです。そういえば中村さんグレージュカラーってされたことないですね。透明感が出て中村さん絶対に気に入るんじゃないかな?興味ありませんか?』
あとは、お客様のリアクションを見ながら、話を締めくくります。
『だいたい2か月後に中村さんの髪が収まりにくくなると思うので、この水曜日に予約をお取りしときましょうか?』
これだけ。
騙されたと思って、5回ほどやってみて下さい。
すぐにコツを掴めると思います。
次に意識していただきたいのが、時間単価。
例えば“一日で3万円を売り上げる”という目標を持っている場合…。
一日の実働時間が8時間ならば、1時間で¥3750を稼ぐ必要があります。
¥3750の時間単価を下回ると、1日売り上げ¥30000を達成できないという事になります。
現在、目標時間単価を下回っている場合、やるべきことは以下の二つ。
✔ 客単価を上げる工夫をする(ポイントメニューなどを提案する)
目標数字を作るだけではなく、より細かく自分の中に落とし込んで、足りない部分を修正していくことが必要なんだね。
(→ 美容師売り上げ60万の生産性を目指すべき【全技術者に告ぐ】)
そうですね。
それを意識すれば、売り上げは勝手についてきます。
美容師が給料を上げるために売り上げ80万~100万を狙った方法【表参道で働く技術者クラスの年収に】
✔ 情報発信プラットホームを持つ
✔ 後輩(部下)の育成
このレベルに到達すると、“自己ブランディング”が必須です。
SNSやYouTubeはもちろん、ブログや公式ホームページを持つ美容師も存在します。
(→ 【美容師の副業】ブログ制作を完全無料でサポート★限定5名★)
余談ですが、ブログって売却できたりもします。相場は数十万円~数百万円程度。美容業界って退職金もなかったりするので、育ててきたブログを売却して老後の資金に充てることだってできます。ブログってメリットが一杯ですね♪
あとは大事なことが、“後輩の育成”です。
全て自分ひとりで仕事をしていたら“稼げる売り上げ額”に限界があります。
(→ 美容師の給料は最高で年間700万【年収1000万以上も可能】)
だからサポートしてくれる仲間が必要です。
しかし、サポートしてくれる仲間があなたのレベルよりも低すぎると、
『なんか私、たらいまわしにされてる…。』
とお客様を不快に思わせてしまう可能性があります。
なのでしっかりと後輩の接客レベル、技術レベルを上げておくことが大切です。
(→ 美容師が失敗して落ち込むクレーム9選!【美容室を出入り禁止になるクレーマーも!?】)
美容師が売上150万に行くと給料は年収600万~700万【店長クラスの収入に】
売り上げ150万~売り上げ200万を目指したい人が取り組むことは、仕事のカタチをテンプレート化する事。
例えば、簡単に説明すると“あなたが都度説明しなくても、周りのスタッフが理解して、勝手に動いてくれる”状態を店全体で共有していくことです。
言葉にすれば簡単ですが、あなたの技術力、技術スピード、好み、仕事のクセなどといった情報を、周りのスタッフに落とし込んでいく必要があるので結構大変です。
“人馬一体”とか“阿吽の呼吸”とかって言葉がありますが、そんな状態を作っていくことで、余計な時間を短縮でき、効率よく売り上げを上げることができるのです。
(→ 美容師の時給の相場を調べた。これ年収額もヤバイって…【後悔まみれ】)
売り上げが200万円を超えてくると、年収1000万円が見えてきます。
とはいえ、売り上げ200万円の壁がなかなかどうして厳しい…。
売り上げ200万円を超えている美容師は、全体のわずか数%と言われています。
売り上げ200万円以上を稼ぐのなら、“努力”以外の要素が必要になってくるでしょう。
例えば、
✔ フォロー体制の整っているサロンで働いているのか?
✔ 客単価が高いサロンなのか? etc…
思い浮かべて見て下さい。
売り上げ200万円以上の美容師さんって、だいたい都会の有名サロンで働いている美容師さんばかりじゃないですか?
郊外のインフラが整っていない、ド田舎で美容師をしてるイメージってできないですよね。
腕に自信がついたら、心機一転で、有名サロンのドアを叩くのもいいかもです。
(→ アースの美容師の年収や労働条件を見たらやはり厳しい【納得】)
美容師年収ランキングに出ている平均給料は毎月の売上50万円クラス
美容師の年収ランキングは200種の職業中167位なんですが、美容師全体の売り上げ平均はどれくらいか知っていますか??
結論、全体の売り上げ平均は49万円です。
多くの美容師が売り上げ50万円の壁を“行ったり来たり”していることになります。
自分が取り組むべきことが少し見えてきた気はするけど…。高い売り上げを作る美容師になるまでの道のりは程遠いね…。
あなたの周りの立派な先輩方も、アシスタント時代はセミナーに行ったり、連夜のレッスンだったりと努力を積み重ねてきています。
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選:2022年版】)
あなたを雇用している経営者も、独立開業した後に利益を少しでもアップさせるため、経費や税金、集客などについて勉強をしたはずです。
教科書に出るような、会社や事業を起業する経営者で成功した偉人達も、努力や苦労を積み重ねたのちに、華々しい結果が生まれているのです。
逆に“全く苦労せずにビジネスで成功した人”はいないと断言できます。
実際私もスタイリスト3年目の夏の時点で、売り上げ50万円の壁で悩んでいました。
月100万円までは、努力と工夫でコツを掴めば誰でも達成できるはずです。
日々の研鑽に取り組みましょう。
(→ 【本音】美容師やれ!!給料少ない?関係ねぇ!!理由を教える)
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。