美容師の旦那の給料で家族が安定して生活を送ることは可能ですか?どれくらいの給料をもらっているのか知らないので、結婚を考えたときにとても不安になります。
こういった疑問にお答えします。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
妻と娘との3人家族です。
大阪で1人美容室を経営しており、現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。
プロフィール詳細はコチラ
✔あなたへ前置きメッセージ
本記事は、『結婚を考えているパートナーが美容師なんだけど、生活できるのかどうか自信がなくて不安です。』という方に向けて書いています。
この記事を読むことで…美容師の旦那を持つとどういった家庭が手に入るのかを知ることができます。
私も、結婚する自分というものが全く想像できませんでした。
理由は、美容師という職業の労働条件の悪さと所得の低さです。
しかし、今となっては“つまらない悩み”であったと笑い話になっています。
詳細は記事の中でお伝えしますが、要はうまくいくやり方なんていくらでもあるし、夫婦の絆を深めるために美容師という職業が好都合である場合もあるのです。
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髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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美容師の旦那の給料で家族が幸せに暮らす事は出来ない
美容師の旦那の給料では家族が安定した生活を送ることはできません。
理由は分かりますか?
給料が低いからかな?
はい、その通りです。
一般的な美容師スタイリストの年収は平均で280万円ほどだと言われています。
手取りで言うと毎月15万円~17万円ほどです(アシスタントは約13万円程度)。
パート美容師(アルバイト) : 3~22万円
アシスタント美容師(正社員) : 15万円
スタイリスト美容師(正社員) : 24万円
でも美容師でも結婚して幸せになっている人は山ほどいますよね。
彼らはどうやって生活しているのでしょうか??
この質問の回答はシンプルです。
だいたいが共働きで生活費を稼いでいるパターンです。
共稼ぎをしていれば、余裕ある生活を送ることが出来ます。
しかしそんな生活はずっと続けることはできません。
結婚すれば子供ができるかもしれません。
そうなれば、育児に時間と労力を取られることになるでしょう。
体調を壊して仕事が急にできなくなる可能性もあります。
そうなった途端に生活の質を落としながら、なんとか質素に毎日を過ごす事になるでしょう。
いきなり強烈な話から始まりましたが、とはいえ美容師をパートナーに迎えることで辛いことばかりが待っているわけではありません。
(→ 40代美容師の年収は372万円。結婚、老後について考察する)
次に男性美容師を旦那に持った時のメリットをお伝えしましょう。
美容師の旦那を持つことのメリット
✔ 急なお呼ばれをしたときにも、自宅でササっとヘアセットをしてくれる。
✔ シャンプーなどのヘアケアセットなどを低料金で購入することができる。
✔ 接客業をしているという事で、お客様からも色々なお話を聞く事ができ話の引き出しも多いはず。
だから夫婦間の会話が無くなるなんてこともない。
✔ カットやカラーを無料でしてくれる。
✔ 資格業なので仕事が無くなることがない。
ざっと述べていきましたが、美容師のパートナーならではのメリットもたくさんあるんです。
では次に改めてデメリットをお伝えしていきましょう。
美容師の旦那を持つことのデメリット
休日が家族と合わないというのが大きなデメリットの一つです。
でもこれって美容師に限らずサービス業で働いている人は全般的にそうですよね。
世間が休日の時はいわゆる“稼ぎ時”になるわけですから、一般の方とは休みが合いません。
何が辛いって、子供の運動会や旅行などイベントに参加できにくくなるという事です。
後は収入が安定しないという事でしょう。
サラリーマンと比較すると、勤務年数に応じて給料が上がっていく保証はないし、ボーナスもありません。
歩合給はお客さん次第なところがあるので、額面が変動することが多々あります。
給与は少ないし、歩合給で安定はしないでストレスが溜まること必至です。
他にも、『お客さんと浮気をされた…。』というようなトラブルもあるようです。
美容師とお客様は、プライベートな話もします。
距離がどうしても近くなりがちな分、まれにそういったことも起こるのかもしれません。
(→ 美容師の彼氏の給料では極貧未来しか描けない【解決方法はコレ】)
美容師の旦那が独立開業したいと言ったらどうする??
美容師という職業が他の仕事に劣っているところはどこかと聞かれたら、収入の面だけであると私は考えています。
確かにお金はないし練習はつらいけど、担当できる客数が増えたり、指名して下さる機会が増えるとやりがいを感じますよね♪
収入に関しての問題点をクリアしさえすれば、幸せな家庭を築けるはずなんです。
だから、収入を上げれるよう考えましょう。
この問題の解決策は、間違いなく独立という選択。
転職をする人もいますが、大して待遇が変わらないのであれば止めておきましょう。
独立することに対して、“廃業率高い実態があるんだぞ。やめとけ。”とか“売り上げ上がらなくて辛すぎ。”などといった書き込みがネット上に多いのですが、私は並以上の技術力と、新規客を集客する方法さえあればむしろ成功する確率が高い起業がサロン経営だと考えています。
コンビニよりも美容室の数は多いから~…とか言う人はいますがそもそもコンビニの客単価と美容室の客単価も違うし、利益率だって違うんです。
それに起業に失敗した人はネットにツラツラと恨みつらみを書き残しますが、経営が上手くいっている人はそもそもネットに“やべ~、経営超たのし~。”とか書き込む暇さえないんですから。
2020年以降も目に入ってくるのは、ネガティブな意見ばかりになるはずです。
ずっと雇われでいても、収入は減少し続けるのでジリ貧です。
通帳の残高がみるみる減っていくのは目に見えています。
働けなくなった時の保証なんてのもないわけなんで。
自分の美容院を持てたら、自分で働き方を選ぶこともできます。
子供のために土日を休みにしたり、家族との時間を作ったりすることもできるのです。
なので例えば旦那や彼氏が“独立を考えてるんだ。”というのであれば、徹底的に全力で応援してあげて欲しいなと思います。
(→ 美容師の独立後の年収は600万円以上【上級国民爆誕】)
経営には経験が大切ですし、税金のことなど勉強することも多いです。
しかし求人登録して仲間を増やし、多店舗を展開することで、大手企業に勤めるサラリーマンの収入を超えることも可能です。
それに一般の会社に勤めているようなサラリーマンのように、一定の年齢になっても定年退職はありません。
(→ “田舎の美容室は儲かる”噂を調査して分かった【美容師の独立は地方で】)
美容師は自由な時間が取りにくく、収入も少ないです。
だからあなたが結婚を決断するのに勇気が必要かもしれません。
でも私の周りの美容師夫婦で離婚しているパターンはほとんどありません。
むしろずっと仲が良い夫婦ばかりです。
大きな問題が起こっても、その都度力を合わせて乗り切っている分、そこらの夫婦とは絆の強さが違うと思います。
【おまけ】今は旦那の給料が少なくても大丈夫な理由
私自身、雇われ美容師だった15年間はずっと金欠に悩んでいました。
・ 友人に呑みに誘われても、だいたいは金欠で行けない。
・ コンビニでジュースを買えず、どこへ行くにも水筒を持ち歩く。
美容師は働き方を自由に選択することができます。
私は10年ほど前から、サロンワークの傍ら様々なダブルワークを経験しながら収入を増やしていきました。
今では、“お金がなくて何かを我慢する”という場面はほとんどありません。
2019年、2020年とダブルワーク(副業)をする美容師が急増していて、この流れは2021年も続くことは確実視されています。
老後の生活を国に頼ることができない以上、自分でお金を稼ぐ力を身につける必要があります。
私美容師しかやったことないけど、どんな副業ができるんだろう?
美容師に向いている副業を難易度別にまとめた記事があるので、興味があればご覧ください。
新しい知識も必要なく、空き時間を使うことで効率よく稼げる副業もあります。
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選:2022年版】)
美容師の旦那の給料ではなかなか余裕ある暮らしはできないというお話をしました。
生活費や時間ももちろん大切ですが、それよりも大事なのが相手を思いやる気持ちを持つことです。
それを忘れずに美容師ライフ、今後の人生を楽しんでいきましょう♪
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
どんとこい!!