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困った美容師男

7店舗も美容室経営しないと年収は上がらないのかな?自分の目が届く範囲で経営したいので1店舗経営をしたいんだけど、それでもやっていけるのかな?

 
こういった相談にお答えします。

 
✔本記事のテーマ

 

7店舗の美容室経営をする知人よりも年収を増やす方法

 
✔記事の信頼性

 
私は1人美容室を経営しており、サロンワークの収入と副業収入でまとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、常に順風満帆だったのかと言えばそうではなく、
美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。

2019年、2020年とブログ活動継続中。

 
✔あなたへ前置きメッセージ

 
本記事は、『独立後には多店舗経営しないと給料が少なくて生活できないのかどうかを教えてほしい。』という方に向けて書いています。

 
この記事を読むことで…美容室経営の楽しさ、奥深さを知ることができます。

 
ここまで自由な職業が他にもあるでしょうか?
様々な働き方をすることで、大きな利益を生むことも可能です。

独立開業した後も、多店舗経営するのか1店舗経営するのか?
スタッフを雇うのか?一人美容室なのか?
はたまた夫婦で経営していくのか?

あなたらしい働き方で、楽しく自由を勝ち取りましょう。

 

 

7店舗の美容室経営をするオーナーよりも年収を増やす方法

 
7店舗の美容室経営をするオーナーよりも年収を増やす方法

 
“愛知県で7店舗の美容室経営をしている友人”と先日ZOOMで話をしたんです。

 
経営者同士で話すことって、当然経営についての話なんですが…。
こんなやり取りがありました。

 

オーナー中村オーナー中村

どう?経営はうまくいってる?

男美容師ウインク

それがさ、またスタッフが2人辞めちゃうんだよね。しかもお客さんが結構ついてるスタイリストとアシスタントだったから、退職後はサロンの売り上げが激減すると思う…。
今以上に売上が下がったら、他の従業員の生活を守る計算が成り立たない…。頭が痛いよ。

 
この友人は数年前では7店舗のサロン経営をしながら、年収1500万円だった経営者で、かなり勢いのあるサロン展開をしていたんですが、今では年収600万円ほどだそう。

 
かなりのお客様がついていたスタッフが退社するという事で、今後年収はまた下がることが予想されます。

 
この話のように多店舗経営は、ハイリスクハイリターンという特徴があります
続いて私は知人に質問しました。

 

オーナー中村オーナー中村

7店舗を経営していてメリットとデメリットがあったと思うけど、具体的にはどんなことがあった??

 
そして知人の返答は以下の通り。

 
【7店舗経営のメリット】

✔ 大きい売り上げを目指すことができる
✔ マーケティング範囲を広げる事ができる
✔ 材料や商品を安く仕入れることができる

 
【7店舗経営のデメリット】

✔ 固定費が大きくなってしまう
✔ 全てのスタッフに目が行き届きにくくなる
✔ 売り上げ管理が難しくなる

 

困った美容師男

1店舗経営と7店舗経営はどちらがおすすめなの?

 
ようは、あなたの適性次第だと思います。

 
私自身は、“職人気質”の経営者なので、できるだけサロンワークに集中したいんです。

 
なので、あえて店舗数は増やさずに1店舗集中で数字を上げ続けています。

 
私は1人美容室を起業した個人事業主なのですが、これが私にとっては美容業界の最強のビジネスモデルだと確信しています。

 
一人美容室について押さえておくべきポイントをがっつりお伝えしたいと思います。

 

田舎での美容室経営は儲かる

 
田舎での美容室経営は儲かる

 

疑問美容師男

友人は愛知でサロンオーナーをしているんだよね。運営を難しくしてる原因の一つに大きな固定費と言ってたみたいだけど、固定費が安い地域で経営すればまた結果が違ったのかな?

 
その可能性はあります。

 
最近“脱東京”という動きが盛んになりつつあり、地方へ移住する人も増えつつあります

 
例えば、一般的に“田舎”と呼ばれるような地方で出店したとします。

 
地方は、地代家賃、水道光熱費、人件費が安い傾向があるので、地方で美容室経営することで毎月の固定費は安くなる可能性が高いです。

 
だからと言って、都会よりも経営が上手くいきやすいかと言われればそうではないかもしれませんが、“田舎での美容室経営”も今後は注目されていくのは間違いありません

 
(→ “田舎の美容室は儲かる”噂を調査して分かった【美容師の独立は地方で】)

 

1人美容室で美容師すると年収1000万!?

 
1人美容室で美容師すると年収1000万!?

 
私の経験からすると、1人美容室でも働き方を工夫すれば年収1000万円は余裕で達成可能です。
私はサロンワークをしながら、空いた時間に以下のようなダブルワークをしています。

 

✔ ホームページ作成
✔ 情報発信(ブログサービス)
✔ シャンプーなどのネット販売(梱包&発送作業)

 
普通に1人美容室からの身の収入だと、年収600~年収800万円ほどが天井となると思います。
そして、急な予約のキャンセルが出てしまうと“無駄な時間”というものが生まれます。

 
そういった時間を埋めるために、何かしらのダブルワークを2つ3つと持つことをおすすめします

 
そうすることで、給料的にも精神的にも安定することができます。

 

疑問美容師男

でもどういったことを副業にしていけばいいか分からないよ…。

 
美容師に向いている副業についてまとめた記事がありますので、興味がある方は以下よりどうぞ。

 
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選】)

 

一人美容室の成功は簡単じゃない!?【失敗事例を話す】

 
一人美容室の成功は簡単じゃない!?【失敗事例を話す】

 
とはいえ、『1人美容室の成功が簡単か?』と聞かれたらそうではありません。
私と同じ大阪で、一人美容室を経営したAさんは開業後2年で廃業しました。

 
廃業原因は以下の通り。

 

✔ 集客の知識が無く、準備が甘かった
✔ 経営センスが足りず、学ぶことを怠った
✔ 毎月の固定費が高すぎた

 
美容師と美容室オーナーは言うまでもなく、全く違う仕事です。

 
美容師として活躍していたプレイヤーが、経営者になって全くうまくいかない…。
という事は往々にしてあることです。

 
理由は…、必要な知識や能力が全く違うから

 
ただのプレイヤーであるスタイリストは、集客や経営の仕方に関してはほぼ素人です。

 
まずは謙虚にこのことを受け止め、学ぶことをしなければ、【経営者レベル1】が【経営者レベル2】になっていかないのです。

 
私もこのことに気づくのがかなり遅く、非常にヤバい経営の仕方をしていた時期がありました。

 
その時に私を救ってくれたのがコレ。

 
美容室開業マニュアル

美容室開業マニュアル (BK selection) [ 新美容出版株式会社 ]

 
少々値段は高いですが、《健全な経営の仕方》や《税金》についてなど、経営者にとって知っておくべきことが全て詰まっています。
“今後独立を考えている”、“経営者になって10年未満”といった方は、必ず勉強になることがあると思います。

 

一人美容院なら暇すら愛せる

 
一人美容院なら暇すら愛せる

 

疑問美容師女

中村オーナーにとっての1人美容室とは何ですか??

 
一言で言うと、“安心で危険な経営方法です。

 
そもそも1人美容室なので、従業員の退社などで売り上げが左右されることもなく、人間関係のストレスもありません。

 
固定費が安く済むのも大きなメリットです。

 
とはいえ、一人だと“こなせる作業量”も限界があります。

 
簡単に言うと予約をたくさん取ることができません。

 
なので、土日になると多くの予約をお断りしないといけなくなってしまいます。
そんな中で当日キャンセルも出てきます。

 
その時の経営者メンタルといえば、なかなか厳しいものがあるわけです。
これ“1人美容室あるある”です笑

 
私の場合はどうしているかと言うと、先ほどもお伝えしましたが、『手が空いたらやるべき仕事』というものを常に準備しています。

 
そうすることで、急に予約が空いてしまうようなトラブルがあったとしても、その時間を使って収入を作ることができます。

 
1人美容室を経営していて、暇な時間すらコントロールできるようになってしまうと、まさに最強だと考えています。

 

小さな1人でやってる美容室ほど成功確率は高い理由

 
小さな1人でやってる美容室ほど成功確率は高い理由

 
先ほどから話している通り、小さな規模のサロンは固定費が安いなどといったメリットがあるため、失敗しにくいという特徴があります

 
もう少し深く掘り下げていきます。

 

1人美容室経営のメリットは経費の安さ

 
経営をしていこうと思ったら、様々な経費がかかります。

 

✔ 地代家賃
✔ 水道光熱費
✔ 材料費
✔ 通信費
✔ 広告宣伝費

 
他にも細かいものを言っていけばキリがないほどの経費がかかります…。

 
そういった固定費は、売り上げが多くても少なくても毎月持っていかれますから、低く抑えるに越したことは無いんです。

 
そういった点でも地方でサロン経営するのは、有利な点と言えます。

 
【都会のサロンA】

売り上げ 100万円
経費 60万円
利益 40万円

【田舎のサロンB】

売り上げ 売り上げ 60万円
経費 経費  20万円
利益 利益  40万円

 
【都会のサロンA】と【田舎のサロンB】を比べたときに、都会のサロンAの方が売り上げは多いにもかかわらず、残る利益はサロンAもサロンBも同じという現象が起こっています。

 

困った美容師男

都会のサロンの方が売り上げが高くなりそうだから、利益が残りやすい…という考えは必ずしも当てはまらないんだね。

 
都会の方が企業型のサロンも多いですし、客単価が高いのは歩合給関係なく、収入が増えそうなイメージがありますが、そこは思考の落とし穴になりがちです。

 

ひとり美容室の月の平均売上は75万

 

疑問美容師男

ひとり美容室の売り上げってだいたいどれくらいなんだろう??

 
ひとり美容室の平均売上は月に75万円ほどと言われています。

 
ひとり美容室の経営者の年収は平均600万円ほどになります。

 
一人でこなせる作業量は限界がありますので、固定費をいかに安く済ませるかが、成功の別れ道と言っても過言ではないかもしれません。

 

集客はひとり美容室のホームページからだけでOK

 

疑問美容師男

でもさ、一人美容室だと広告宣伝費にあまりお金をかけれないよね…。それで商売がうまくいくのかな?

 
“健全な経営”を考えたときに、広告宣伝費に仕えるお金は売り上げの15%程度までだと言われています。

 
100万円の売り上げがあるサロンが使える広告宣伝費は15万円という事になります。

 
ちなみに大阪でホットペッパーを掲載しようと思ったら、月額20万円~30万円がかかります。
なので1人美容室がホットペッパーを使いだすと経営がたちまち苦しくなってしまいます。

 
ではどうしたらいいかと言うと、解決策は以下の通り。

 

✔ ホームページ作成
✔ SNSの活用
✔ グーグルマイビジネスの活用

 
まずは、これらを準備し最適化します。

 
そのうえで検索広告などを利用しながら集客をすることで、、費用をかけずに集客をすることが可能になります

 
“ホームページやSNSなどはやっているけど、検索広告などは使っていないサロン”が多いんですが、それでははっきりいって集客効果は薄いので必ず検索広告などを活用していきましょう。

 

美容師が年収700万を稼ぐためには手段が限られている

 
美容師が年収700万を稼ぐためには手段が限られている

 
経営者が年収600万円~年収1000万円を稼ぐのはさほどハードルが高くありません。
しかし雇われ美容師であった場合、そのハードルはとてつもなく高くなるでしょう。

 
一般的な美容師の年収は320万円ほどです。

 
(→ 美容師の年収は320万程度。給料で苦しむか否か【手取りを増やす働き方】)

 
それを2倍以上に増やすには、どうイメージしたらいいかワケが分からないですよね。

 
結論を言うと、雇われ美容師が普通にサロンワークをしても年収700万円を超えるのは無理です。

 
雇われ美容師が年収700万円を達成しようと思ったら、方法は以下の3つ。

 

✔ “繁盛サロン”で店長などの役職に就く(セミナー講師などをする)
✔ フリーランス、業務委託など働き方を変える
✔ ダブルワークを行う

 
正直な話、上記の方法以外にはありません。

 
大規模な有名サロンの店長になれば年収は600万円を狙えます。

 
ただし、言うまでもなく1つの店舗に用意されている店長のポジションは1つだけ。

 
狙う価値はありますが、競争率はとてつもなく高いです。

 
(→ 店長美容師の年収は全国平均600万円【高給を狙う方法も解説】)

 
フリーランス、業務委託などといった働き方は“やればやるほど利益が生まれる”ビジネスモデルですが、その反面、さまざまな保障などがありません。
“ケガをしてサロンワークができなくなった場合は収入がなくなってしまう”といったリスクもあります。

 
(→ 美容師で稼いでる人、ほぼフリーランスな件【悲報】)

 
私がオススメしたいのはダブルワークを行うこと。
先ほどスキマ時間を埋める手段としてお話しました。

 
これからの社会情勢を見たときに、美容師の収入だけで生きていくことはどう考えてもリスクが大きすぎます。
美容師がダブルワークを持つことで得られるメリットは以下の通り。

 

✔ 美容業務以外のスキルが身につく(自己のレベルアップ)
✔ サロンワークが出来なくなってしまった際のリスクヘッジができる
✔ 収入が安定する
✔ 様々な拘束やルールに縛られず自由に生き、働くことができる

 

困った美容師男

でもさ、うちのサロン副業禁止なんだよね。

 
そもそも経営者が従業員に“満足いく給料”を払えていたら、ダブルワークする必要もないんですが…。

 
給料も払えない、ダブルワークもダメ…。となれば、そういったことに理解のあるサロンを求人誌で探して就職するしかないかもです。

 
でもダブルワークしても、周りにバレないやり方もあるので、興味のある方は以下の記事をご参照下さい。

 
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選】)

 
もちろん、ダブルワークをすることでサロンワークがおろそかになるようでは、“美容師失格”です。

 
“まずは美容師の責務を全うする”という意識を持って、両立させていきましょう。

 
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

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