美容師のアシスタントの給料の手取り額を見て3秒であごが落ちた件
困った美容師男

美容師のアシスタントの給料の手取りって何でこんなに少ないの?サロンはもう少しお給料出せないの?美容師アシスタントが給料を増やす方法があれば教えてほしいです。

こういった疑問にお答えします。

✔本記事のテーマ

美容師のアシスタントの給料の手取り額を見て3秒であごが落ちた件

✔記事の信頼性

私は1人美容室を経営しており、現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。

プロフィール詳細はコチラ

✔あなたへ前置きメッセージ

本記事は、『美容師アシスタントの給料の手取り額を知りたい。どういった思考でサロンワークを頑張ればいいのか分からない。』という方に向けて書いています。

この記事を読むことで…美容師のアシスタントの給料の手取り額や、モチベーション高くサロンワークをこなしていくための思考法を知ることができます。

私も美容師アシスタントをしていた時代は、不平不満にまみれた毎日を過ごしていました。
原因は、どういったことを考えて仕事に励むべきかを教えてくれる先輩がいなかったのです。
今後は小規模サロンが増えて、アシスタント時代の私のように道に迷う美容師が増えてきます。
そういった美容師に向けてこの記事を発信することにしました。

✔『わたしが記事を執筆しています』

プロフ

美容師のキャリア22年。2014年“Hair Room Donico”を開業。

髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。

【運営メディア】
なかむラボ~シャンプー研究所~
オナカムラジオ

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美容師のアシスタントの給料の手取り額を見て3秒あごが落ちた件

美容師のアシスタントの給料の手取り額見てあごが落ちた件

美容師のアシスタントの給料の手取り額について検証した結果を話したいと思いますが…。

まぁ、結論からお伝えするとかなり厳しいですよね手取り額…。

全国平均中央値で14万円ほどだということです。

(→ 美容師が貧乏なのは真実か?極貧時代をサロン経営者が語る)

話は変わりますが専門学校を卒業して間もない、若い美容師さんは遊びたい盛りでもあります。

低い年収で、おまけに仕事で使う道具や、技術を学ぶ講習会の費用なんかも自費で捻出しないといけない。

これでは若い美容師さんが、美容業界から逃げ出して転職したくなる気持ちも分からなくはありません。

いやむしろ激しく同意、同情します。

(→ アースの美容師の年収や労働条件を見たらやはり厳しい【納得】)

美容師アシスタントの給料から何が引かれて、手取り額がこんなに少なくなっているのか?

実際給料から何が引かれて、手元にどれほどの金額が残るのか?

実際雇用主から支払われる給料から、各種税金と社会保険料などが引かれています。

特に社会保険料は額が大きいため、職場が社会保険に入っているか、入っていないかで手取りの差が2.5万円ほども変わってきます

例えば私の例で言うと、就職してからの初任給が月額17万円ほどだったのですが、社会保険に入っていたら手取りが14万円ほどになっていくということですね。

私が勤めたサロンはその当時社会保険に未加入だったため、手取りが16.5万円ほどだったかと思います。

その差はおよそ2.5万円ですが、当時の私からするととても大きな差であったと思います。

だって月収の手取り16.5万円ほどでも十分に苦しかったですから…。

美容師のアシスタントの給料の手取り額は具体的にどのような感じになっているのか、私の当時のお金の使い方を例に考えていきましょう。

【毎月の出費】

昼食費 1万円
衣服代 2万円
電話料金 1万円
仕事で使う道具代金 1万円
シザー(はさみのローン) 1万円
講習費 2万円
税金年金 1.5万円
実家に入れるお金 3万円

【毎月の出費】

毎月の固定費でだいたい12.5万円が無くなり、手元には4万円ほどが残ります。

しかし、ここから市民税を払ったり、友人との飲み会に行ったり、体調が悪くなれば病院にも行くし、結婚式に招待されればご祝儀も出さないといけない…。

貯金する余裕ってなかなかないんですよね。

(→ 美容師の貯金平均額は3万ほど。貧困だった美容師の貯蓄術を公開)

美容師アシスタントの給料をサロンはなぜ増やせないのか?

美容師アシスタントの給料をサロンはなぜ増やせないのか?

経営者のビジネス目線でのお話になるんですが…。

サロンや従業員の生活を守るために、サロンの売り上げを上げ続けなければなりません

しかし、アシスタントは自分で数字を作ることができません。

カットなどができないのでそれは当然ですよね。

アシスタントが見習い時代にできる事とは、スタイリストのサポート(シャンプーやカラー技術などのヘルプ、お客様への気遣い)、掃除くらいなのです。

という事はアシスタントが増えれば増えるほど、売り上げは上がらないのに支出(アシスタントの給与)はどんどん出ていく、という事になります。

ではなぜ、経営者は求人誌にお金をかけてまでアシスタントを雇用するのでしょうか??

それは“未来への投資”です。現在美容師として活躍している方々も、全員がもれなくアシスタント時代を経験してきています。

(→ 美容師が貧乏なのは真実か?極貧時代をサロン経営者が語る)

そして色々な種類の技術を磨き、スタイリストになったのちにサロンへと貢献しているのです。

アシスタントは、まだ美容師の道を歩み始めたばかりの言わば“社会や人生について右も左も分からない赤ん坊”のようなものです。

先輩の仕事を観たり、色々なことを体験しながら美容師へと成長していく道半ばな状態です。

美容師のアシスタントの給料の手取り額が少ないと嘆きたい気持ちもわかりますが、“自分で売り上げを作れていないのに、お金をもらいながら勉強させてもらっている”と考えて働くといいでしょう。

(→ 【本音】美容師やれ!!給料少ない?関係ねぇ!!理由を教える)

美容師アシスタントのあなたが給料(手取り額)を上げるために出来る事

美容師アシスタントのあなたが給料(手取り額)を上げるために出来る事

美容師のアシスタントの給料の手取りを大きく増やしていきたいのなら、まずは1日でも早くスタイリストになることです。

アシスタントの状況を一刻でも早く終わらせることが必要です。

しかし、だからと言って“今日でアシスタントを卒業する!!”というわけにもいきません。

急に技術が向上するという事はなく、毎日の積み重ねです。

しかし、アシスタントでも売上数字は作れます。

例えば、商品販売。

お客様との会話の中で、ヘアケアの話になることがあります。

アシスタントとはいえ、お客様から見たらスタイリストと同じ“国家資格を持ったプロ”なのです。

ヘアケアについてのアドバイスをしっかりしてあげましょう。

こういったアドバイスを続けていくうちに自然と商品は売れていきます。

商品販売の額によって、手当を支給するサロンもあるようなのであなたの給料も上がることになるかもしれません。

そして目標を達成していくことであなた自身もドンドン磨かれていくことになります。

待ち時間の間にヘッドスパやハンドマッサージなどのサイドメニュー等をすすめてみてもいいかもしれません。

普段のサロンワークから少しでも生産性を上げる意識は持っておきましょう

あと、これはアシスタントに限らずスタイリストにも自己ブランディング”をおすすめします。

(→ ネット集客方法【完全無料】)

自己ブランディング

というよりも“やるべきこと”であるとさえ言えるでしょう。

一言に、自己ブランディングと言っても、やり方は様々…。

YouTube、ブログ、SNSなどが主なブランンディングツールになっています。

サロンやあなたの口コミを書いてもらうというのも、自己ブランディングです。

美容師をやっている以上はお客様にあなたのサロンを選び続けていただかなければなりません

そのためにも、喜んでいただける技術はもちろん、絶えずお客様のためになる色々な情報を発信し続けなければならないのです。

(→ 素晴らしい成果を生むマインドセット)

これまでは、全ての美容師がブランディングをしていなかったので、やる必要はなかったんです。

しかし、現在自己ブランディングをし続けている美容師理容師がドンドン急増しています。

周辺のライバル美容師が努力している中で、“何もせずただお客様を待ち続けているだけの美容師”が成功するでしょうか??

答えは誰が考えても明白です。

時代の流れに対応できない美容師やサロンは淘汰されていきます

しかし逆に言えば、しっかり時代の流れに乗ってお客様のニーズにこたえていくことで可能性はいくらでも広がるのが美容師という職業なのです。

徹底的に緊張感をもって勤務しましょう♪

(→ 美容師アシスタントの給料は15万円前後【修羅の職】
)

今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合い頂いましてありがとうございました。

どんとこい!!

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