美容師の平均給料は月25万円【貧困から年収700万の勝ち組になれるのか】
困った美容師男

美容師の平均給料はどれくらいなのですか?様々な職種と比較しても美容師の平均給料は少ないという事を聞きますが本当ですか?

こういった質問に対し、お答えします。

✔本記事のテーマ

美容師の平均給料は月25万円【貧困まっしぐら】

✔記事の信頼性

私は1人美容室を経営しているごく平均的なスタイリストです。
現在はサロンワークと副業をして生活しています。
しかし、この20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
貧困時代には、30000円で一ヶ月やりくりしたこともあります。

これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。

2018年 : ネット集客法を広めるため活動開始
2019年 : ブログにて“美容師をlifeworkにする活動”をスタート
2020年 : 音声コンテンツ配信スタート

2021年もゆるく楽しみながら情報配信活動中。

✔あなたへ前置きメッセージ

本記事は、『美容師の平均給料や詳しい情報を知りたい。』という方に向けて書いています。

この記事は…将来美容師をしようか考えている人にとって、有益な参考資料となっています。

雇われ美容師はどれくらいの給料を稼いでいると思いますか?
トップスタイリストなら?
店舗の規模が大きくなれば給料も上がるの?

美容師を志そうと考えている人が、あたり前のように疑問に思う事を分かりやすいカタチで解説してみます。

✔『わたしが記事を執筆しています』

プロフ

美容師のキャリア22年。2014年“Hair Room Donico”を開業。

髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。

【運営メディア】
なかむラボ~シャンプー研究所~
オナカムラジオ

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困った美容師女

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もちろん「ホットペッパービューティー」や「サロンdeジョブ」といった、転職サービスも悪くはないのですが、大きな転職サービスは資金力が潤沢にあるサロンや、長く付き合いがある老舗サロンとの癒着があるので、必ずしも求職者ファーストの提案をしてくれるわけではないんですよね。

困った美容師女

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美容師の平均給料は月に25万円!年収にして300万程度!【オーナーの大暴露】

美容師の平均給料は月に25万円!年収にして300万程度!【オーナーの大暴露】

どの地域で就職するかによって給料は若干変わるのである程度の目安ですが、美容師の給料の平均は、全国平均で25万円という事が報告されています。

(→  厚生労働省:賃金構造基本統計調査)

色々な美容室の求人誌に記載されていた、スタイリストの雇用条件を見てみると平均給料は約24.5万円/月でした。

疑問美容師女

あれ?想像していた平均給料よりも高いね。

そう思うかもしれませんが、実際のところそうでもありません。

以下の記事で、手取りの金額や貯金などはどれほどかをお伝えしていますので気になる方はどうぞ。

(→ 美容師の貯金平均額は3万ほど。貧困だった美容師の貯蓄術を公開)

美容師の給料の平均手取り額はいくらくらい?【美容師給料明細見て泣いた】

美容師の給料の平均手取り額はいくらくらい?【美容師給料明細見て泣いた】

私は大阪府堺市のヘアサロンに13年間勤めていました。

スタイリスト時の給料の平均は、全国平均の25万円よりも少し少ないくらいでした。

以下は私の場合の毎月の必要固定費支出の内訳です。

厚生年金 2万円
家に入れるお金 4万円
技術を学びに行く講習費 4万円
仕事や練習に使う道具代 2万円
保険料 1万円
昼食代 1万円
衣服代 2万円
交際費 3万円
電話料金 1万円
合計 20万円

そして基本的に余ったお給料の5万円弱が貯金に回るという感じです。

貯金と聞くと生活に余裕があるように感じますが、そこから友人の結婚式があったらご祝儀をだしたり、自転車の修理が必要であればそこから捻出したり、恋人のプレゼントを買ったり…。

スマホが壊れたりすれば買い替えの際もそこからお金を捻出します。

なのであまり貯金はできない感じですよね。

むしろ収支がマイナスの月も出てくるわけです。

(→ 美容師の時給の相場を調べた。これ年収額もヤバイって…【後悔まみれ】)

一般的なサラリーマンに比べると美容師は、“講習費” “道具代” “衣服代”などの比重がとても大きく、目に見えない支出が多い職業です。

困った美容師女

確かに美容師ほど、給料から仕事道具をたくさん購入しないといけない職業はないわよね。

月に25万円を貰っていても余裕のある暮らしは難しいのではないかと感じます。

しかも美容師の給料の平均25万円というのは、売れっ子の美容師やキャリアや年齢を積んだベテラン美容師の給料も全てひっくるめた平均数字なので、中には月収17万円以下の美容師もいるはずなんです。

アシスタントからスタイリストになりたての人は、指名して下さるお客様が少ないので歩合給では全然稼げませんから。

歩合給ってそんなシステムなんです。

月額17万円ほどの給料では、毎月のやりくりができないのはイメージしやすいかと思います。

(→ 美容師の給料はいくら?手取り30万円は稼げ【貧乏スタイリスト必読】)

美容師という職業は賞与(ボーナス)という概念がないんだよね。
残業はほぼ当たり前のような状態だし、サラリーマンのように勤続年数が長くなれば勝手に給料が増えるようなものでもないいからね。

美容師年収ランキングは全職業中の何位??【表参道で働いたら年収も上がるんだろけどさ…】

美容師年収ランキングは全職業中の何位??【表参道で働いたら年収も上がるんだろけどさ…】

年収ランキング統計によれば美容師という職業は100業種中100位…。

(→ 美容師の年収ランキング衝撃の結果がコレ【美容業界の悲惨さにむせび泣き…】)

この100位というランクは数年間も順位が変わっていないようです。

参考までに…美容師と同じ国家資格でも、クリニックに勤める看護師は19位ということです。

(→ 美容師と看護師を給料など様々な角度で比較したら…【閲覧注意】)

朝早くから夜遅くまで働きまくって、休みの日には講習に出かけて、皮膚はボロボロになって、そして最低レベルの賃金…。

これではなかなか美容業界が賑わっていかないですよね…。

専門学校を卒業してせっかく美容師免許を取った美容師が、どんどん他業種に転職しても仕方ない状況です。

(→ 専門卒美容師は給料に対して大きく夢を持っていい【理由はコレ】)

ではサロンが売り上げたお金はいったいどこに行っているのでしょうか??

困った美容師男

まさかオーナーがいっぱい取ってるんじゃないの?

そう思っている人も多いようですが…。

美容師 年収ランキング

美容室は独立開業する人がとても多いイメージがあります。

しかし美容室、理容室の平均倒産件数は、年々増加傾向にあります。

という事は経営者も厳しい運営を課せられているんです。

ならばどこにお金は消えているんでしょうか??

私が色々なサロン経営者を見て思うのは、余計なところにお金を使い過ぎであると思います。

(→ 美容師の給料が安い原因は経営方針。問題の解決策はコレ【重要】)

経営者である前に、なかなか職人気質から抜け出せていないサロンオーナーが多いです。

経営のノウハウを雇われ時代に学んでこなかったことが要因であると思います。

ガラパゴス化した集客法であるポスティング、ハンティングにお金や時間を使い過ぎだと思いますし、オンライン集客もホットペッパーに頼りすぎであると思います。

SNSは無料で使用できるので、お金を使わずともサロンを認知してもらう手段はいくらでもあります。

ホームページなどサイトの運用のために毎月一万円以上も業者に払い続けるなんて正気の沙汰ではありません。

少しの学びで毎月の支出はドンドン減らすことができるのです。

収入を増やすことも大切ですが、他の企業に流れていく支出を減らすことも考えなくては、サロンが潤っていかないですよね。

サロンが潤わなければ、従業員の努力が手当として還元されるのは夢のまた夢です

(→ 美容師の給料問題は低賃金だけじゃない!!【悪魔の事例】)

安い給料を上げるために美容師が行うべき行動【年収1000万経営者が語る】

安い給料を上げるために美容師が行うべき行動【年収1000万経営者が語る】

とはいえ、まずは“個人で売上数字やお給料をどうやって増やしていくか?”を考えていかなければなりません。

私の体験も踏まえ、スタイリストの人がどうやって収入を増やしていけばいいのかをお伝えしていきましょう。

(→ 美容師の給料は最高で年間700万【年収1000万以上も可能】)

美容師の給料の平均売上げの高い壁を越えていくために

美容師の給料の平均売上げの高い壁を越えていくために

私がサロンワークをやってきた中で、改善してきた部分は以下の通り。

改善していくことで、月給18万円を月給25万円にしました。

✔ サロン内での成績を上げて役職に就く
✔ SNSを活用して“あなた自身”をブランディングしていく
✔ 他者にない自分だけの強みを探し、そこをブラッシュアップしていくこと
✔ あなたの時間単価を計算すること
✔ 客単価を上げる方法、時間短縮の方法にアンテナを張る
✔ 周りのスタッフとうまく付き合う事
✔ 美容師の活動を書きたしなめたブログを作成

(→ 【本音】美容師やれ!!給料少ない?関係ねぇ!!理由を教える)

美容師という枠を超えて低い給料を増やしていくために

美容師という枠を超えて低い給料を増やしていくために

・ SNSで趣味のアカウントを作成して発信し集客する
・ 趣味や好きなことについてのブログ運用

※美容師がブログから給料を稼いでいけるように、私が無料でサポートします。
興味がある方は、以下をご覧ください。
[blogcard url=”https://xn--f9j3ab9eyixd3fz777a8ue7q1h.xyz/?page_id=419″]

これから美容師を目指していく年代の方は、働き方を自在にカスタマイズすることができます。

あなたが考える一番効率いい働き方を模索されるといいと思います。

あとはやったほうがいい事として、『筋トレ』です。

困った美容師女

え!?筋…トレ…??

精力的に仕事をこなして成功している人の9割が、何かしら運動やトレーニングをしているという調査結果があります。

理由は色々考えられます。

・ 運動をして体を鍛えることで免疫力を上げ、病気をしにくくなる
・ 運動して成長ホルモンの分泌を促すことでやる気を出し、イライラしなくなる(詳細はコチラ)

こんなにメリットがあるんです。

筋トレをすることによって、肉体面でもメンタル面でも1段階レベルアップして、さらに体が引き締まりヴィジュアルも良くなるならやらないと損ですよね。

男性でも女性でも性別関係なくおすすめです♪

(→ 美容師が売り上げ200万の壁を破壊するための5項目【重要】)

【おまけ】副業を始める美容師がどんどん増加中!!年収700万も可能!!

【おまけ】副業を始める美容師がどんどん増加中!!年収700万も可能!!

困った美容師男

美容師がやるべきことはサロンワーク以外にも色々あって、ぼくもまだまだ実践できていないという事は分かったよ。でも早く月給を上げたいんだよね。何かいい方法ないかな?

美容師理容師として勤務している以上、カット、カラー、シャンプーといったスキルや接客レベルを向上させ、活躍できるようになることが最優先です。

しかし実力がついて、1日中施術を続ける人気美容師になっても一気に平均給料が突き抜ける可能性は低いです。

カリスマ美容師になれたら話は別ですが…。

疑問美容師男

じゃあどうすればいいの?

結論をいうと、“副業を行う”ということです。

2018年に国が副業解禁をかかげ、美容業界にも副業をはじめるというトレンドが起こりました

美容師全体の2割~3割がサロンワークのかたわらで、何かしらの副業を行っているというデータもあります。

他業種に比べたら、美容業界はまだまだダブルワーカーは少ないですが、今後は増えることが確実視されています。

困った美容師女

でもさ、わたしのサロンは副業禁止なんだよね…。

フリーランス美容師や経営者ならだれに何も言われることなく副業をすることができますが、雇われの正社員だとどうしようもないですよね。

しかし労働者が本業以外に収入を得ることを禁止する法律はありません。
そのため、副業行為は違法ではないんですけどね。

しかし『できるだけ波風立てたくないんだよね…。』と考える美容師が多いため、泣く泣く副業をあきらめているケースが多いのも事実。

そういった人のために、以下の記事で絶対にバレないように副業を行う方法をまとめてみました。
気になる方は以下よりどうぞ。

(→ 美容師にはバレることなく副業する権利がある【バレない方法も解説】)

がんばり次第で毎月10万ほどの副収入を得ることも可能です。

今の基本給に10万円前後の副収入が入れば、年収が100万円以上増える計算になります。

生活の質なども大きく向上させることができますよね♪

まずは1か月間ほどの期間を目安に、挑戦してみるのはいかがでしょうか?

以下に、美容師にぜひお薦めしたい副業をまとめた人気記事を置いておきますので気になる方はどうぞ。

(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選:2022年版】)

今回は以上で終わります。

つたない文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。

どんとこい!!

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