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美容師の給料はコロナの影響を受けたのかな?これからの美容業界はどういう展望になっていくのだろう?
こういった疑問にお答えします。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
私は1人美容室を経営しており、現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。
✔あなたへ前置きメッセージ
本記事は、『美容師の給料がコロナのせいで上がったり、下がったりしたのかな?これから美容業界に入ってくる若者はどういった心持ちでいればいいんだろう?』と悩んでいる方に向けて書いています。
この記事を読むことで…美容師の給料とコロナの関係性、そしてこれからの美容師のあるべき姿について知ることができます。
私のサロンは、コロナの後から客数がガツンと増えました。
客数が増えたサロンは全体の3割~4割程度だったとか。
という事は、客数が減ったサロンもたくさんあったという事ですよね。
何がそういった結果をもたらしたのでしょうか?
今回の記事で詳しく解説していきます。
✔『わたしが記事を執筆しています』
髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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2020年は、私たちがこれまでに経験したことがないような、大きな変化がありました。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によって、生活習慣や仕事、通勤、余暇の過ごし方など日々のあらゆることが変わってしまったのです。
そして美容業界だけでなく多くの業種が緊急事態宣言や、新しい生活様式に伴って苦境に立たされています。
実際に倒産している企業も少なくありません。
あなたがよく知っているお店も何件か潰れてしまったはずです。
新型コロナウイルスは人々の健康だけではなく、経済に大きな打撃を与えたね。
そうですね。
美容業界、美容師もその大きな波に直面しています。
しかし、美容業界は他の業種とは違った状況も存在します。
これについては次項で説明します。
この状況をピンチではなくチャンスととらえて、事業拡大や給料アップすることも困難ではありません。
実際にこのような状況下で、新規開業や収益アップしたサロンが存在しています。
美容師の給料がコロナで爆上がりする
美容師の給料が下がるどころか爆上がりするなんて、そんなことはあるのだろうか?
そう思われる方が多いのも仕方がありません。
緊急事態宣言が出されてから、休業した美容室が多数ありました。
(→ 美容師の収入は全職業平均のたった7割【低い給料と歩合水準に悶絶者続出!】)
しかし、“美容室・理容室は不要不急の外出の対象外”とされ、多くの美容室が感染症対策をしたうえで営業を続けていました。
専門家の見解では、“直接的にコロナ禍の影響を受ける業種ではなかった”という見解だったのです。
公衆衛生に直結したサービスである美容業務
他の業種と異なり、美容室で提供されるサービスは身だしなみに関するものです。
身だしなみを整え、清潔さを保つことは公衆衛生に直結しています。
また、美容師は厚生労働省管轄の国家資格を必要とする仕事でもあります。
つまり、美容師は医療従事者ほど専門的ではなくとも、公衆衛生の担い手として知識をもっているのです。
(→ 管理美容師は給料高くもらえる?答えは否!裏話を公開!)
これは現在の状況において、非常に強みになります。
そしてこういった強みを前面に押し出し、『サロンの強み』にしたサロンへ客足が集中したのです。
“お客様に安心して利用していただける美容室”というコンセプトを打ち出した美容室は、2020年の4月、5月は少し客足が減ったものの、6月、7月から客数が増えたというデータがあります。
この状況のお客様の心境として…
✔ クリンネスが行き届いている美容室がいい。
✔ 目に見える感染対策はされているのか。
こういったものがあったようです。
『美容室で髪を切りたい。』という気持ちは緊急事態宣言が出ている状況であっても、消えたりはしません。
そんな中で『どこの美容室を利用すれば感染リスクを減らせるか?』という事を考えているのです。
美容師は常に需要があるお仕事であることは間違いありません。
コロナ禍という厳しい状況であるからこそ、気分転換をしたくて髪を切りたい人が増え、美容師の需要は増していくのです。
上手くお客様の心理をとらえて経営していけば、客足も増え給料アップを大いに期待できます。
(→ 【本音】美容師やれ!!給料少ない?関係ねぇ!!理由を教える)
美容師の給料がコロナ爆上がりする理由
では、“美容師の給料が爆上がりする理由”を別の視点から考察していきましょう。
ブランディングの波に乗れた
自粛期間があったことによって、多くの人が外出を控えました。
しかし外出は控えても、髪の毛は伸び、カラーもあせてしまい、ヘアケアができなかったりと日々の体の変化は当然あります。
そうそう。家で髪を切る人が増えたんだよね。
そうですね。
そして人気を集めたのが、“おうちでできるカット方法を解説する動画やSNS”の投稿です。
様々なメディアでも紹介されていましたので目にしたこともあるのではないでしょうか?
多くの人が動画に注目すると、必然的に情報の発信者である美容師に注目が集まります。
SNSのフォロワー数が増えたり、エンゲージメントが増えたり、個々のブランド力がどんどん上がります。
そうすることで、美容師への信頼感が生まれ、将来のサロン顧客の獲得にもつながります。
また、お客様が家で髪を切ることを経験することにより、今まで美容室で当たり前に受けていたサービスのクオリティの高さに気付いた人も多いようです。
コロナ禍を過ごすことで、美容室でプロのカット、カラーといったサービスを得られることに価値を見出した人は少なくありませんでした。
美容師の技術力をたたえるような投稿がSNSでも散見されました。
新型コロナウイルスの拡大によって、美容師の仕事の大切さや価値が再発見されたのです。
客単価を上げやすい状況になった
そして、緊急事態宣言が解除された後のお客様にも変化がありました。
1回の来院で、カット、カラー、トリートメントといったサービスをまとめて受けようとする人が増えたのです。
これは外出回数を減らすためですが、結果的に美容室としては客単価が大きく上がることになります。
また、在宅勤務や新しい働き方の人が増えたことで、髪型や髪色が自由になったという声もあります。
ハイトーンや技術を求められるカットなどが、今までよりも需要が増えています。
これらの波にしっかり乗っかって、集客と単価を同時に伸ばしたサロンはガツンと売上をアップさせているのです。
美容室の需要が増え、収益が増え、結果として美容師の給料もアップする流れがお分かりいただけたと思います。
(→ 美容師が売り上げを上げたら給料も上がる【経験者が秘訣を大公開】)
美容師の給料はコロナで壊滅的状況にされている
でもさ、実際に収入が増えた人だけではなく、減ってしまったという美容師もいるでしょう?
そうですね。
それはこれまでに述べた、お客様のニーズという波にうまく乗り切れなかったという事もあるかもしれません。
それに緊急事態宣言により、休業していた美容室では当然収益がありませんから、美容師への給料の支払いも厳しくなってしまいます。
たしか色々と補助政策が出ましたよね?
それで最低限の給料は保証されていたとしても、十分な額をもらっていた美容師は少なかったようです。
そして生活が苦しかったのは雇用されている美容師だけでなく、フリーランス美容師も同様です。
面貸しされている店舗が閉まってしまうと、同じ状況になってしまいます。
職場の状況や雇用形態、働き方によって立たされる状況が悪化してしまう現状があるんです。
こういった時に様々な保証が受けれないフリーランス美容師は厳しいですね。
休業はしていなくても、営業時間の短縮を行っていた美容室では、お客様を受け入れられる時間が減ってしまいます。
この例も、結果として給料も下がってしまいます。
今年の年収にも大きく影響してしまうでしょう。
持続化給付金制度をはじめとした制度を活用する
なお、自営業者には持続化給付金制度がありますので、申請すると給付金が得られます。
これにはオンライン上の手続きが必要なんですが、不正受給などのさまざまな問題もあったため、あとから申請した人はかなり手続きが煩雑化してしまったようです。
フリーランス、経営者の美容師で条件に合致する人は必ず申請しておきましょう。
美容師の給料をコロナを機会に考え直すタイミングである
この機会に美容師としての働き方、収入について改めて考えるのはいかがでしょうか。
遠出を控える傾向から、自宅や勤務先の近くの美容室の需要も増えてきています。
これは新規客を得られるチャンスが増えたことを意味します。
一方で中心街にある美容室の需要も健在です。
これまで安定して通っていたお客様は、中心街にある美容室からもあまり離れていないようです。
これまで、美容師として働いた場合のキャリアの流れは、以下のようなものが一般的でした。
↓
就職
↓
アシスタント
↓
スタイリスト
↓
独立開業、フリーランス美容師
ですが、今はスタイリストとしてすぐに独立してフリーランスとして働いたり、経営者として会社経営をし、店舗拡大したりするような美容師もいます。
そしてこのコロナ禍という、イレギュラーな出来事が起こっています。
すべての美容師、とくにキャリアに悩みを持っていた方には、今が大きな転換点になります。
どこで、どのように働くかは美容師にとっても自由な時代になってきています。
美容師の給料がコロナなどの影響を受けないようにする
美容師の仕事はコロナの影響をあまり受けないという前提で話してきました。
でも大なり小なり影響が出ているのは紛れもない事実です。
より、影響を受けずに安定してサロンワークをするにはどうしたらいいでしょうか。
集客に関して、10年ほど前と今では大きく異なっていることがあります。
それは、これまでのような広告やチラシ、クーポンサイトだけではなく、SNSの利用が重要になってきたということです。
美容師それぞれの個性を活かして、多くの人にアプローチすることができるようになっています。
まさにトレンドのカラーを紹介したり、ヘアケアやヘアアレンジについてSNSで発信する人も多いです。
マスクをつけることが日常になったので、髪型の流行も変わってきました。
そういったトレンドに敏感に対応し、おすすめできるメニュープランを増やすことはとても大切です。
美容師の仕事に関連した情報だけではなく、趣味なども発信することで、美容師自身への好感を持つ人、ファンを増やしている人も多くいます。
あなたのファンが多くなれば、どこで働いても、どのように働いても安定した給料することができます。
そして、歩合制の給料についても期待できるでしょう。
(→ 美容師の給料は歩合制で爆増する【美容室の計算上手取り50万は可能】)
コロナ禍でも安定した給料を実現するためには、現代のお客様に即したアプローチとより高い技術&サービスの二つをバランスよく磨き維持することが重要になるでしょう。
副業で副収入と新しいスキルを身につける
“美容師が副業をする”という考え方が、これまではあまり受け入れられてきませんでしたが、最近の美容業界では大きく変革の時を迎えています。
美容師が副業をするという事を“良し”とする考え方が一般的になりつつあるのです。
それって、10年後の美容師の働き方として言われてたよね。
コロナ禍で、社会情勢が一気に不安定になり、ゆっくりと働き方が変わるはずだったのが、一気に10年分の時間を飛び越えてしまい意識改革されていったのです。
“10年間のうちに消えていくであろう。”と言われていた職業が以下の通り。
・ ホテルのフロント係
・ 映写技師
・ レジ係
・ 銀行の融資担当者
・ データ入力作業員
・ 彫刻師
・ 保険の審査担当者
もう目に見えてこれらの市場規模は小さくなっていますよね。
同じように美容業界も目まぐるしいスピードで、変わっているのです。
そこで、『新しいスキルを身につけたい。』と考えて副業を始める美容師が増えているんです。
美容師が副業を始める事でのメリットはコチラ。
✔ 新しいスキルが人生を豊かにする。
詳細を記事にしてみたので、気になる方は以下よりそうぞ。
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選:2022年版】)
行動の遅さは、時に大きな損失を生み出します。
何か起こってから考えるのではなく、常に対策を考えたうえでサロンワークを楽しんでいきましょう。
(→ 美容師にはバレることなく副業する権利がある【バレない方法も解説】)
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。