困った美容師男

美容師の給料計算方法ってあるんですか?というのも、自分の給料が少なすぎるんですが、最低賃金を上回っているかの判断ができなくて困ってます。従業員が知らないような給料の計算方法があるなら誰か教えてくれませんか?

 
こういった疑問にお答えします。

 
✔本記事のテーマ

 

美容師の給料を計算をせよ!!まだ奴隷を続けますか?

 
✔記事の信頼性

 
私は1人美容室を経営している現役男性美容師です。

現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容業界に入ってからの20年間(他サロン勤務13年、自サロン勤務7年)、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。

これまで多くの従業員を雇用し、多くの美容師が私のサロンから巣立っていきました。
なので給料計算のテクニックやノウハウなどががっつり体に染みついています。

そういった給料計算の仕組みなどを解説していきたいと思います。

 
✔あなたへ前置きメッセージ

 
本記事は、『自分の給料が最低賃金を下回っているかの判断ができないので、正しい給料になっているか判断できる計算方法があれば教えて欲しい。』という方に向けて書いています。

 
この記事を読むことで…従業員であれば『自分は適正な給料をもらえているのか?』を、雇用主であれば『渡している給料が最低賃金を下回っていないか?』を知るための給料の計算方法を学ぶことができます。

 
私が、スタイリストになってまだ駆け出しだったころにはただただ貧困を耐え抜いてきました。

 
理由は、今回お伝えする計算方法を知らなかったので社長に給料について交渉する機会すらなかったからです。

 
早くこの計算方法を知っていれば、もっと生活の質が上がっていたと思います。
早くこの計算方法を知っていれば、人生が変わっていたと思います。

今回の記事で、スタイリストのキビシイ経済事情と給与の計算方法についてお伝えします。
記事内の計算方法で定期的に給料額を確認してみましょう。

 

 

美容師の給料手取り額を正しく計算をしてみて!!まだ奴隷を続けますか?

 
美容師の給料を計算をしてみて!!まだ奴隷を続けますか?

 
『美容師の給料を計算をしてみて!!まだ奴隷を続けますか?』

 
厳しい言葉で始まりましたが、あえて今回はこんなピリピリした空気感で始めてみたいと思います。

 
“誰に何と言われようと、この道で生きていくんだ!!貧しくたって関係ねぇ!”と考えておられる方は、計算方法を知る必要がありませんので、そっとこの記事を閉じて頂いても結構です。

 
(→ 美容師のアシスタントの給料の手取り額を見て3秒であごが落ちた件)

 
でもその先にあるのは、経済難と苦難に満ちた美容師人生であると言えるでしょう。

 
それが“現代のルール(奴隷制度)に乗せられた者の宿命”なのです。

 
なぜか??

 
一生懸命頑張って役職に就けたとします。

 
チーフ、店長などの肩書をもらって死ぬほど働いて売り上げをアップさせたとしても、月収はせいぜい30万円程度。

 
大半の美容師は、役職に就いたりトップスタイリストになることなく業界を去っていくわけですから、カットができるようになったとしても、少ない固定給にボーナスとは呼べないほどのお手当を足した月額給料をもらって苦しんでいるのです。

 

困った美容師女

良くも悪くもキャリアや年齢が関係ない職業ですもんね。

 
しかもそこから保険や税金など色々引いてみてください。
計算後にはスズメの涙ほどのお金しか残りません。

 
それっぽっちの収入で、あなたのイメージする美容道を貫き通すことはできるのでしょうか??

 
正直、『もっと時間とお金が欲しい。』と考えているはずです。

 
もしあなたが収入について不満を持っているなら、勇気をもって別の職業に転職するのもいいかもしれません

 
しかし転職を考える前にあなたのお給料についてより深く理解してみましょう。

 
(→ 美容師の給料が低いのはなぜかを知らず働いてるんですか!?)

 

美容師の給料の計算の仕方と気を付けるべき点、そしてリアルな事例

 
美容師の給料の計算の仕方と気を付けるべき点そしてリアルな事例

 
あなたがもしサロンオーナーであれば、従業員の給与はどう計算していますか??
というのも、定期的に最低賃金の変更があるじゃないですか。

 
『最低賃金の変更のたびに、給与の計算方法の見直しをしないといけない』という悩みを経営者から聞くことが多いんですよね。

 
美容師の給料の計算方法を今回は記事にしていきたいと思います。

 
昇給の仕組みは会社や企業によって様々ですし、パートタイム、業務委託(フリーランス)や面貸し、店舗が多数ある…などの複雑な状況は除外して計算方法をお伝えしますので、それらをふまえてご覧ください。

 

美容師から給料計算についての相談を受けたのですが…

 
美容師から相談を受けたのですが…給料の見直し

 
他のサロン経営者さまと色々とお話していると、スタッフさんに渡す給料の話になることが多いです…。

 
開業したばかりの経営者様は

疑問美容師男

今のスタイリストの基本給のベースってどれくらいで計算してる??


疑問美容師女

どんな給与システムで計算管理してる??

というように悩まれているし、

 
ベテランの経営者様も
『つい最近、最低賃金が上がったよね。計算方法は以前のままなんだけど、最低賃金に引っかかってないのかな??』

 
などなど、心配されている経営者さんが多いようです。
中でも多いのは正社員として雇う場合の給料計算についての疑問や悩みです。

 

喜ぶ女性

あなたが雇われの身であるなら計算公式に当てはめて、給料額が適正なものになっているか確認してみましょう。

 

美容師の給料の計算方法を公開。『安い』で終わらないで!

 
美容師の給料の計算方法を公開。最低賃金に足りてますか??

 
私の友人に社労士がいるんですが、その友人に最低賃金で賃金を計算する方法を教えてもらったのでお伝えします。

 
自己責任でこの計算式を利用していただきたいですが、目安としてはある程度信頼性のおける計算方法だと思います。

 
(※ただし、根拠等につきましては社会保険労務士に必ずご相談ください。この記事を引用して被った被害について一切の責任を負いかねます。自己責任でのご使用をよろしくお願いいたします。)

 
【最低賃金での月給目安の計算手順】

 

① 1年間の労働時間を出します。
② ①で出した数字 × お住まいの地域の最低賃金 (地域別最低賃金額)
③ ②で出した数字 ÷ 12か月

 
ちょっと分かりにくいですか??

では、私のサロンを例に出して、計算してみましょう♪

 
~Hair Room Donicoの場合で計算してみる~

 

① 一日の労働時間8時間 × 稼働日数年間276日 = 2,208時間
② 2,208時間 × 964円(大阪府の最低賃金 ) = 2,128,512円
③ 2,128,512円 ÷ 12か月 = 177,376円

 
はい、177,376円という数字が計算式から出ました。

 
従業員に渡している月給がこれよりも多ければ最低賃金を超えているという事になるし、少なければ最低賃金を下回っているという事になります

 
完全歩合制であってもこの最低賃金は保証しておくことが望ましいです。

 
目安としてこの計算式を覚えておくと役に立つかと思います。
(※2020年4月時点の大阪府の最低賃金で算出しております。)

 
ここから厚生年金や保険関連のお金が引かれた分が、あなたの手元に残るという事です。

 

給料計算をする際の注意点【美容師は明細をチェック】

 
給料計算をする際の注意点【美容師は明細をチェック】

 
美容師の給料を計算する際に気を付けて頂きたいことがあります。

 
それは以下の項目です。

 

① 有給休暇は休日としてカウントしないこと
② 皆勤手当、通勤手当(交通費)は最低賃金にカウントしないこと

 
よくよく考えれば当たり前のことなんですが、計算時に結構やりがちなミスなので、そのような計算ミスをしていないかチェックしてみましょう。

 
就職雑誌や求人誌関係に掲載するときにも、サイトで求人する際にも、掲載する賃金はチェック必須です。

 

スタイリストの年収を計算したら平均298万円だった

 
最低賃金がどんどん増えていく中で、経営者の普通な叫びが聞こえてくるようになりました。

 
最低賃金が上がるたびに人件費は上がる。
とはいえメニュー料金を上げるわけにはいかないですからね。

 
身を切られる思い…分かります。

 
独立して開業するとこういった傷みも経験できるんですよねぇ。

 
経営者人生はハードモードです、トホホ…。

 
スタイリストの一般的な年収は統計では基本給298万円~389万円(月収約24.8万円~32.4万円)であると言われています。
(ここでの数字には、アシスタント、理容師を含みません)

 
専門学校へ行ったのちに国家試験を受けて資格を取得することが必須で、しかも一人前になるまでに様々なノルマや課題を達成したりと、結構大変な職業ながら…決して技術職の割に高給とは言えません。

 
裕福な生活を送るために必要な金額には、届かないでしょう。
一般的な平均給与の詳細については下記ページで詳しく説明しています。

 
(→ 美容師の給料の秘密全てを大解放【涙のワケがここに】)

 

給料はスタッフの仕事ぶりを評価するバロメーター

 
新聞のコラムにありました。

 

【給与は従業員のモチベーションを維持していくために必要なものであったりするし、“スタッフの仕事ぶりを評価するバロメーター”であったりします。なのでやはり収入に満足しないと従業員満足を満たすことができません。満足してもらえる月給を支払うという事は、ビジネスを成長させていくという事なのです。】

 
かなり的を得ていますよね。

 
しかし反面、経営者の心情で考えると、サロンの存続を優先に考えないといけないので、たくさんの対価を支給したくても、サロンの売上が立たないとなかなか難しいこともあるでしょう。

 
(→ 美容師の給料が安い原因は経営方針。問題の解決策はコレ【重要】)

 
でもこの辺の収入支出のバランスが“経営のセンス”だとすれば、また一考の余地があるのではないかと思います。

 
美容師の給料の計算方法をうまく活用し、あなたなりのベストなバランスを模索してみて下さい。

 

年収600万美容師を目指すなら給料計算して悲観してばかりもいられない

 
年収600万美容師を目指すなら給料計算して悲観してばかりもいられない

 
給料計算をする事であなたが得られるものは以下の通り。

 

✔ 自分の立ち位置を知ることができる。
✔ モチベーションを上げるための材料にする。

 
給料計算から得られるものは上記の通りですが、そこから何も行動せずにじっとしていれば何も変わりません。

 

困った美容師男

給料が少ないことに対してグチって終わり…じゃ意味ないよね。

 
給料計算した後に得られたものを元に自己分析し、モチベーションアップの燃料にし、行動していきましょう。

 
スタイリストランクを上げるために、指名して下さるお客様を増やしたいなら、集客方法と再来率を上げるための行動をしなければなりません。

 
“フルタイムで働いていて、時給単価が少ない”という事が問題点であるのであれば、ブログなどの副業を始めてみるのもおすすめです。

 

 
これからの時代は、これまでの時代のように《何となく》ふわふわ働いていたらドンドン取り残されていきます。

 
他の美容師にないような立ち位置を確立し、あなたにしかできないサービスをお客様にギブし続ける事が必要不可欠です。

 
そのためにもまずはあなた自身を客観的に自己分析しないといけません。

 
今回お伝えした給料の計算方法があなたの自己分析の助けになればと願っています。

 
つたない文章にお付き合い頂きましてありがとうございました。

出典
https
パート 勤務 男性