『オーナー美容師の恋愛観について教えて下さい。』美容師に恋をしてしまったお客さん、サロン内での仲間同士の恋愛事情で悩んでいる美容師、そしてお客さんに恋愛感情を持ってしまった美容師。さまざまな恋愛ケースがありますよね。二人の関係がなかなか前に進まない場合にどうすればいいのかアドバイスを下さい。
こういった疑問にお答えします。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
私は1人美容室を経営しており、現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。
✔あなたへ前置きメッセージ
本記事は、『美容室における様々なパターンの恋愛の攻略法について知りたい』という方に向けて書いています。
この記事を読むことで…『美容室で恋心が芽生えちゃったけど、なかなか積極的に前に進めない。だからといって、あきらめることもできない…。』と悩んでいる人に最初の道しるべを手にすることができます。
お客様が美容師に…。
美容師がお客様に…。
あるいは美容師同士が恋愛する。
頭では理解していても、心ではどうにも制御できない、それが“恋”です。
相手のことをリスペクトするのは最低条件として、どうすれば進展のきっかけを手に入れることができるのかをお伝えしていきます。
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髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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美容師の恋愛事情をサロンオーナーが赤裸々に吐く
サロンオーナーが美容師の恋愛事情を公開します。
今回の記事はビジネスから少し離れて、美容師の恋愛についてお伝えします。
“お客様との距離が近く、接する時間も長い”ため出会いが少ないといった悩みとは無縁なイメージを持たれる職業、それが美容師。
でも実際の美容師の恋愛事情は、非常に難しく厳しいものです。
周りの方が考えているほど、華やかな日常ではないんですよね。
(→ 美容師の貯金平均額は3万ほど。貧困だった美容師の貯蓄術を公開)
プロの美容師であれば、営業中の楽しい会話や細かな気遣いを提供するのも、“サービスの一環”です。
分けへだてなく最高のおもてなしや気遣い、行動をして当然です。
個人的に好意を持っているお客様が来店されたからといって過剰なサービスを行うと、そのお客様や他のお客様を失客させてしまう可能性が出てきます。
そんな理由があるので美容師側の心理としては、あまり自分の感情を仕事には出さないようにしているんですよね。
しかし美容師は男女関わらず、仕事がら誰とでもよく話し、愛想を振りまく印象があるので“チャラチャラしてそう”というイメージを持たれていることが多いです。
そのため美容師を警戒している人も少なからず存在します。
なかなか実らない恋愛をサロン内で経験している美容師やお客様が多いのが実情です。
(→ 店長美容師が恋愛事情について真実を語る【美容師の複雑な事情】)
オーナーが考える、美容師がお客様と恋愛にはまるパターン
私たち美容師はプロとして仕事をしています。
なので、お客さまを“恋愛の対象”としてみる事はあまりありませんし、それ以上の関係に発展することもまれです。
とはいえ、美容師である前に1人の人間です。
理屈じゃ分かっていても、ふいに恋心を抱いてしまうこともあるでしょう。
(→ 美容師の彼氏の給料では極貧未来しか描けない【解決方法はコレ】)
ではそれってどういった時なのでしょうか??
美容師はコミュニケーション能力が高い人が多いです。
長くサロンへ通ってくれているお客様ほど、生活に密着したプライベートな会話が増えていきます。
✓ 昨日の食事会で出会った人が最悪に感じの悪い人でさぁ…。
✓ バレンタインはいくつチョコレートもらったんですか?
✓ 去年の誕生日プレゼントは何貰ったんですか?
そういった会話を繰り返していくうちに、だんだんと本音で話ができる対象として認識していきます。
そこで一人の異性として意識するようになり、恋愛対象になっていくのです。
(→ アースの美容師の年収や労働条件を見たらやはり厳しい【納得】)
オーナーが聞いた美容師の恋愛の価値観
後輩美容師にこんな相談をされたことがあります。
『Aさん(お客様)のことがとても気になるんですが、どこまでのアプローチであればオーナーから許されると思いますか??』
私が当時勤務していたサロンでは、お客様との色恋沙汰はご法度でした。
でもお客様からのアプローチであれば、ある程度仕方ない部分もあります。
Aさんは半年に一度しか美容室に来られないような方だったので、なかなか距離が縮まらず後輩美容師はやきもきしてしまったのでしょう。
カット中の二人の雰囲気を見ていても、とてもいい雰囲気なので双方がそういう対象としてみているなら、応援しようという気持ちは持っていました。
しかし結局そのまま、うやむやになって終わっちゃいました。
(→ 美容師のアシスタントの給料の手取り額を見て3秒であごが落ちた件)
先ほど、『美容師は、プロとして仕事をしているので~』なんてカッコいいこと言いましたが、やはり普通に若者の集団です。
しょせん人生から恋愛を切り離しては生きられないのかもしれません。
オーナーが思う美容師の遊び人レベル
10代後半で美容師の資格を取って、サロンに就職したら二十歳そこそこ。
そんな若さでお客様から連絡先を聞かれたりすると、調子に乗っちゃう美容師も一定数いるんですよね。
もちろんすべての美容師あてはまるわけではありません。
私の後輩たちはまじめな子ばかりでしたし。
あとアシスタント時代に、シャンプーモデル、カラーモデル、カットモデルなどを探さないといけません。
そのモデルをどこの場所で探すのかというと、街中を歩いている人に声をかけていくんです。
こういったイメージもあるから、“美容師=チャラい”という特徴イメージが出来あがってしまうんじゃないのかな。
とはいえ、実際チャラい美容師も存在しているとは思うので、その人が業界のイメージを悪くしている可能性もありますね。
その件については、今後時間をかけて検証してみたいと思います。
オーナーを悩ませる美容師同士の恋愛
美容師という職業は非常に過酷な業務です。
辛いアシスタント時間を同じ店舗で過ごしていく中で、仲間内で強い連帯感や絆が生まれる瞬間がよくあります。
✔ 技術のことで指摘しあう
✔ お客様のことで話し合ったりする
こういったことがスタッフ間の距離を縮め、職場恋愛のきっかけになることがあるのです。
(→ 美容師が失敗して落ち込むクレーム9選!【美容室を出入り禁止になるクレーマーも!?】)
ただ美容師同士でカップルになったとしても、サロンによっては仲間内で一緒に休日を取ることが難しかったりもします。
そういったサロンでは互いにすれ違いが生じ、恋愛も長続きせず、自然と消滅するパターンも多いです。
その時に一番ダメージを受けるのは当事者たちではなく、まさかの経営者。
破局した後で、同じ場所で働くのはお互いに気まずくなるのか、“どちらか”あるいは“両者”が退社することが多いようです。
これらの事例は《美容室あるある》です。
勝手に付き合って、別れた後で退社される経営者はたまったモノじゃないですよね。
だからこういったトラブルを回避すべく、社内恋愛を禁止しているサロンも多いのです。
(→ 1人美容室の経営で年収600万円以上は確実。今後独立開業する人必見)
オーナー自身の恋愛について
他サロンの経営者と情報交換することがあるのですが、やはりスタイリストに比べるとオーナーの恋愛事情はさらに厳しいようです。
『独立開業して代表になったら忙しくて恋愛どころではない』という意見が圧倒的です。
そりゃそんな暇があったら、従業員の成長のためにあちらこちらに目を配らないといけませんから。
とはいえ他社とのつながりや、ディーラー、編集部担当者、広告代理店の担当者などクローズドな場面で会う機会が多いので、そういった意味ではお客様としか出会う機会がないスタイリストよりも恋愛の機会は多いと言えるかもしれません。
(→ 店長美容師が恋愛事情について真実を語る【複雑な事情】)
お客様が美容師と恋愛するための方法をオーナーが語る
お互いに好きになってしまったなら仕方ありません。
それが、“お客様との恋愛を禁止されている美容師さん”が相手でも。
でも通っているサロンがお客様との恋愛を許可しているサロンなのか?禁止しているサロンなのか?
サロンの方針や特徴が分からないパターンがほとんどだと思うので、美容師やサロンに迷惑がかかることがないように粛々とアプローチしたいものです。
万が一実らなかったとしても、良好な関係を維持できるようなアプローチ方法をこのブログ講座でお伝えしていきます。
男性美容師と恋愛する方法【彼氏にするならまず距離感】
先ほどもお伝えしましたが、まずは美容院に通い続けて美容師にとっての“常連客”になることです。
常連のお客さんになると、だんだんとプライベートな話ができるようになってきます。
そういった関係になれたら、友だちに話すような軽い感じで
『彼女さんは学生ですか?社会人ですか?』
『最近彼女とどこか遊びに行きましたか??』
『彼女さんにもメイクについてアド倍ししたりしますか?』
と聞いてみましょう。
この質問への回答で恋人の有無を確認することが出来ます。
あるいはカウンセリングの際に、『Aさん(担当美容師)の彼女ってどんなヘアスタイルをされているんですか??』と聞いても自然ですよね。
恋人がいないのが分かれば、自然にお茶に誘ってみるとよいでしょう。
女性美容師と恋愛する方法【本音を知らないと大失敗】
女性美容師が相手でも、まずはどんどん指名して常連客になっていくことが必須です。
女性美容師というのはちょっと難しく、距離が縮まるまでは会話も遠慮がちです。
まだ関係性が出来上がっていないタイミングで『彼氏はいますか??』と聞くことはおすすめしません。
柔らかい物腰でこちらからどんどん話題を振っていけば、だんだんと距離が縮まっていきます。
男性美容師を相手にする場合と違い、いきなり距離を縮めることにあまりメリットはありません。
女性美容師の接し方に壁が無くなってきたと感じたら、できるだけ聞き役に徹してあげた方がいいでしょう。
そうすることでコミュニケーションがより円滑になっていきます。
大事なポイントがあります。
そこは必ず肝に銘じておきましょう。
オーナーが考える美容師との恋愛のすすめ方
おまけとして、好きになってしまった相手とどうやって距離が縮めるかのお話をしていきます。
まずは、前提としてお伝えしたいことがあります。
それは…
という事(どうしても相手の連絡先は自力でどうにかしなければなりませんが…)。
そして、“メールやLINEというステージ”に必要不可欠なのが、会話や文章のテクニックです。
やり取り回数をやみくもに増やしていけばいいというわけではありません。
私がスタイリストになった時に一番苦労したのは、お客様に心を開いていただく事。
技術はレッスンすればするほど上手くなりますが。
会話のテクニックは正解の形を知らなければ一向に正解に辿り着くことはできません。
私の場合こういった正解に早くたどり着けたのでラッキーでした。
とりあえず良書と呼べるものを見つけたので、興味ある方は以下よりどうぞ。
相手の心のブロックを優しく取り除くテクニックや高感度を上げるテクニックなど、様々なテクニックを学ぶことができ、正しく使用することで面白いほどに、相手の感情を揺さぶることができるようになります。
私も知人の美容師にすすめられて購入したのですが、学んだコミュニケーションテクニックをサロンワークに活かすことで、新規客の再来率や店販商品の数字が面白いほどに伸びました。
中村さんは、商品販売が苦手だったって言ってたもんね。
美容師としての接客スキルを上げるにも、とてもいいテクニックツールです。
(若干アヤシイ感じがありますが、そこはご愛嬌という事で…笑)
もし勉強して売上数字が伸びたら、ぜひ同僚の美容師や職場の仲間にシェアしてあげて下さい。
そしてあなたがお客様の立場で、担当美容師さんを好きになってしまった場合。
こういった教材を購入せずに、不器用なりに思いのたけを相手にぶちまけえるのもいいですが、どうせなら相手にスマートに『いいなぁ。』と思ってもらえるようなふるまいで関係を縮めていきましょう。
オーナーが美容師の恋愛についてまとめる
私自身がサロン経営者なので今回の記事の内容に微妙な気持ちになることもあるのですが、感情で生きる人間相手に『恋愛するな。』とか『立場を考えろ。』と言う方が無理のある話で…。
それならば、みんなが幸せになれる形で収まってくれるといいなというのが本音です。
私の師匠の言葉を引用させてもらうと、こんな言葉があります。
全く恋愛に興味が無い美容師さんに果たして魅力があるでしょうか??
私はそんな美容師には魅力がないと思います。
どれだけ素敵な髪型を作れたとしてもです。
色々な経験をしながら感性を磨いていただきたいと思います。
とはいえ、まだ美容師として未熟なうちは、一生懸命に自分自身に時間と努力を投資してくださいね。
一人前になるまえから仕事ほったらかしで恋愛ばかりに走ると、あなた自身の成長に大きな損害を出してしまいますし、周囲からの非難を受けますから。
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。