
美容師で手取りが12万円って辛いね。つらい情報をシェアして勇気をもらう…。今回はそんな投稿です。
美容師で手取りが12万円のつわものが存在した…
美容師で手取りが12万円のつわものを、この知恵袋で見つけたときは衝撃でした…。
世の中には本当に苦労している美容師さんがいらっしゃるんですね…。
(知恵袋と質問の回答の続き詳細は、コチラの知恵袋で。登録不要で閲覧できます。)
“美容師 手取り 12万”のパワーワードがすぐに目に飛び込んできました。
この“手取り12万円のつわもの美容師”さんのスペックを軽く紹介していきます。
・ 勤務時間は朝8時~夜19:30なのですが、レッスンして帰るのは夜22:00前後
・ 美容師の仕事は好き。でも経済的にしんどいので就職を考えている。
美容師歴7年で手取りこれだけ??
色々と突っ込みたくなる部分はあるのですが、一つずつモヤモヤの原因をひも解いていきましょう。
“美容師歴7年目”と書いています。
仮にこの美容師さんがアシスタントであれば、“専門学校を卒業してから7年もこの業界にいてアシスタントを卒業できていない”という事実をしっかり見つめなければなりません。
サロンによってヘアスタイリストになるためのカリキュラムや技術検定が違うので一概には言えませんが、7年経ってスタイリストになれていないのであれば、ちょっと美容師業は向いていないのかもしれません。
そして、まだアシスタントであるならば自分で数字を作れないので多少給料が少なくても仕方ありませんね(それでも手取り12万円は少ないですが…)。
美容師の手取り額12万円という数字は、すでにスタイリストなのであれば少なすぎですよね。
これも給与体系が、店舗によってまちまちだと思うので一概には言えませんが…。
固定給であれば間違いなく直談判してもいいレベルの給料額だと思います。
ただし完全歩合給でスタイリストデビューしたばかりで指名客数が少ない、という事であれば十分にあり得る数字かもしれません。
かくゆう私もスタイリストになって最初の3か月間は、手取り13万円くらいでした笑
勤務時間は14時間!?
勤務時間についてですが、朝8時~夜19:30という事で11時間30分労働しているんですね。
レッスンを入れたら14時間…。
1日の約6割をサロンで過ごしているという事になります。
休憩時間を入れての労働時間だとは思いますが、とてもグレーな匂いがプンプン漂いますね。
これで平均年収が低けりゃどんな志高い美容師も心が折れますよ。
でも美容師さん全般にこの勤務期間が当てはまるという事実があります。
しかしこの拘束時間で、給料の手取りが12万円というの本当に気の毒です。
そして毎日の激務に頭が下がります…。
最近、レッスンの時間にも特別手当を付けているサロンが増えているようですね。
やはりそうでもしないと美容師さんはドンドン困窮を極めてしまいます。
(→ 美容師の給料を手当で爆上げる時代キタ~!!【知らずは損】)
サロン経営者として思ったこと
『美容師の仕事は好き。でも経済的にしんどいので就職を考えている。』これはとても寂しいです。
だんだん美容師という職業を希望する若者が減ってきているんです。
この方も最初は何かしら夢を持って国家資格を取り、この業界に飛び込んでこられたと思いますが、収入に絶望して美容関連外の仕事に転職するというのは本当に寂しいことですね。
私も困窮美容師から独立して経営者となり、学ぶことがありました。
まずは美容師理容師が安定して働けるような環境を整備していくことが急務ですね。
(→ 自営業の美容師は年収600万円オーバー【一歩ふみだせば天国】)
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。