韓国の美容師の給料は17万円【10大財閥が君臨する国】

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韓国の美容師の給料ってどれくらいなんだろう?韓国の美容やメイクに興味があるけど、情報が全くないので教えてください。

こういった疑問にお答えします。

✔本記事のテーマ

✔記事の信頼性

私は1人美容室を経営しており、サロンワークの収入と副業収入でまとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、常に順風満帆だったのかと言えばそうではなく、
美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かしたアドバイスをします。

✔あなたへ前置きメッセージ

本記事は、『韓国の美容師の給料事情について知りたい。』という方に向けて書いています。

この記事を読むことで…韓国に住みながら美容師をするために必要な情報を知ることができ、具体的なイメージを持つことができるようになります。

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韓国の美容師の給料は17万円【10大財閥が君臨する国】

韓国の美容師の給料の平均は約17万円で、年収で言うと200万程といわれています。

日本の美容師の年収は約316万円なので、年収は100万円ほど低いです。

めちゃくちゃ少ないね…。なぜこんなに美容師の給料が少ないんだろう?

海外にはたくさんの国がありますが、中でも韓国という国は経済面でちょっと特殊な国です。

そこについて少しだけ深掘りします。

韓国には10大財閥があります。

詳しくは以下の通り。

これらの10大企業が韓国国内の7割のお金を持っています。

“残りの3割をそのほかの一般企業や職種で取り合っている”という構図が出来上がっているのです。

なるほど。という事は、韓国で高収入を得ようと考えたら、10大企業が関連している職業でないと難しいんだね。

そうです。
だから韓国の若者は、『なんとか10大韓国企業で勤務したい!!』と日夜試験勉強に励んでいるのです。

話は戻りますが…。
つまり、10大財閥が関連しない企業や会社は年収150万～200万円ほどになっているのです。

韓国の美容師の給料が少ないのも納得…。

韓国で働く日本人美容師に生活や仕事について話を聞いてみた

“韓国で美容師をしても給料が少ない”という事をお伝えしてきましたが、そもそも外国で生活していくという事は、“その国が好きだから。”というような動機だけではなかなかうまくいかないかもです。

韓国で働いている美容師の知人がいるのですが、彼に“韓国で働きたい人”に向けてアドバイスをお願いしたところ、以下のような答えが返ってきました。

韓国でスタイリストとして働くのであれば、韓国の美容師免許が必要なんですよね。

資格を取るためには言うまでもなく、韓国の美容師専門学校へ行く必要があります。

そして学ぶために、最低限の韓国語を覚える必要があります。

やるべきことが多いね。

さらに大変なのは、ビザの問題。

ぶっちゃけて言うと、企業が就労ビザを出すには多くのコストや手間がかかってしまうため、一般の美容室やサロンが就労ビザを出してくれることは現実的に厳しいです。

ここでオススメしたいのは、ワーキングホリデービザの利用です。

18歳以上30歳未満の方しか利用できず、在韓可能期間は1年間で1度のみとなっていますが、短期で経験を積んでみたいという人にはおすすめです。

ワーキングホリデービザに必要な書類等を以下にまとめておきます。

ビザ申請書は韓国大使館や領事館のホームページからダウンロードできます。

美容師として韓国で働きたいなら知っておくべきこと2つ

韓国の美容師専門学校で国家資格を取る必要がある

先ほどもちらっと触れましたが、韓国で美容師の仕事をするなら、現地の美容専門学校を卒業して資格を取る必要があります。

日本人でも通うことはできるの?

はい、もちろん日本人でも通うことができます。

あと余談ですが…。

日本では、メイクアップアーティストとして働くために必要な資格はありません。

しかし、韓国でメイクアップアーティストになろうとしているのであれば、国家資格が必要になります。

“韓国のメイクや美容”の人気が出ているので、現地でメイクアップアーティストになりたいと考えている人が増えています。

資格の事情は日本と全然違うので、注意が必要ですね。

(→　シンガポールの美容師の給料は日本の2倍!?【幸福度ハンパない】)

美容師をするうえで必要な韓国語を身につける

費用は?韓国語が話せなくても大丈夫?

韓国で国家資格を取ろうと考えたら、韓国語の筆記試験を受ける必要があります。

なので『全く韓国語がわからない。』という人は、まずは半年から1年ほど語学堂（語学学校）に通って専門学校に通うという日本人が多いようです。

そして美容専門学校の費用ですが、

さまざまな条件によって異なりますが、“一年間かけて語学堂（語学学校）に通いながら韓国語を学び、そのうち半年はメイクや美容を学ぶ資格取得コース”に通うとなると80万円～150万円の学費が目安になります。

メイクや美容の場合、教材費はプログラム費用とは別途必要であると考えておきましょう。

その他にも生活費や渡航費なども必要です。

結構お金が必要だね。

韓国のメイクアップアーティストやヘアメイクの給料事情と求人事情

韓国のメイクアップアーティストは給料が月に6万円!?

ガールズグループ『Crayon Pop』の元メンバー“ウェイ”さんの【アイドルメイクアップの全てを教えて下さい】という動画を参考に調査してみました。

ウェイさんの場合は宿舎が提供されるとはいえ、見習い(アシスタント)時代は月に6万円～7万円の給料だったそう。

なんとか採用が決まってもこんな安い月給じゃ生活がキビシイね。

とはいえ、月給制の給与システムではなく歩合制らしいので、人気が出れば年収1000万円も夢ではないそうです。

技術力を高めて経験を積めば独立もできるでしょうし、そうなればさらに給料は青天井になるでしょう。

憧れの韓流アイドルに関わる仕事ができて、収入も高くなればいう事なしね♪

韓国でヘアメイクも求人を探している人へ【現実はコレだ】

韓国の全国女性労働組合ソウル支部が実施したスタイリストとアシスタントの労働実態調査によれば、全体の81.6％の人が月給10万円ほどで働いているそうです。

給与面でも厳しいのですが、それよりも…。
韓国では日本以上に就職難の状況です。

そんな状況で外国人はなおさら仕事を探すのが難しいと覚悟しておいた方がいいでしょう。

あと、個人的に思う事としては“韓国で働きたい日本人”は総じて…、

韓国風のヘアスタイルが好き。

という方が多いのですが、韓国人が日本人美容師に求めるものって『日本人が持つ文化やセンス』だったりします。

確かに、韓国風スタイルを切ってもらうんだったら韓国人美容師でいいものね。

外国人である以上、大切なのは『日本人の持つ強味　＋　韓国人受けする流行』で勝負する事。

こんな理由から、日本である程度技術を磨いてから、韓国に移住するのが良いと言えるでしょう。

隣国でとても近い国ですが、言葉や文化すべてが違うという事を忘れてはいけないね。“Made in japan”を武器にしよう。

(→　海外の美容師が給料を稼げる理由【外国最高/まだ日本で消耗するの?】)

美容師として働く前に韓国留学をすべし

さて先ほど韓国留学について少しのべさせて頂きましたが…。

ここまで読んでくれたあなたはこういった質問を持つかもしれません。

結局どういう準備をして、何から始めたらいいんだろう?

韓国で何をするにしてもまずは…

という事が必要です。

なので、まずは韓国の語学留学についてリサーチし、情報をたくさん仕入れる事。

そのうえで留学エージェントに連絡して色々情報を貰ったり、資料を取り寄せたりし、韓国で留学生活したときのイメージなどをしっかりつかんでみる事からはじめてみましょう。

いつか海外の企業に転職したいと考えているんだけど、まずは現地の情報を集めないといけないね。大変だな…。

以下の転職サポートサービスを使うのもおすすめです。

リクルートエージェントを活用することのメリットは以下の通り。

もちろん利用したからと言って“必ず転職しないといけない”とか、“後から利用料を請求される”といったことは一切ないので、興味があればサクっと情報集めをしてみましょう。

“日本人の正社員を募集している店舗や事務所”情報も定期的に更新されていますので、よければ以下よりご活用ください。

就職お祝い金をくれる美容室や応募したくなるような情報が見つかるかも♪

今回は以上で終わります。

つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。