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美容師が年収500万を稼ぐにはどんな方法があるんだろう?年収500万円の壁をクリアした人の意見を聞かせて下さい。
こういった疑問に対し検証したデータをもとに回答いたします。
✔本記事のテーマ
✔記事の信頼性
私は1人美容室を経営しており、現在まとまった月給をコンスタントに稼いでいます。
しかし、美容師になってからの20年間、何度も挫折し失敗を繰り返し、たくさんの遠回りをしてきました。
これまでに経験した失敗や、遠回りした実体験を生かし、年収500万をクリアするためのアドバイスをします。
2017年に年収500万クリア。
2020年とサイト愛読者増加中(感謝感謝)。
✔あなたへ前置きメッセージ
本記事は、『美容師が年収500万円をクリアできる可能性と方法が知りたい。』という方に向けて書いています。
この記事を読むことで…年収500万円を目指している美容師の進むべき道筋を知ることができます。
日本には各種国家資格というものがあります。
美容師という仕事はその国家資格が必要な仕事です。
“未経験者歓迎”といった業界ではないのです。
そんな美容師は収入が少ない職業です。
年収500万なんて夢のまた夢といった感じ。
初任給の低さに年収500万を得る未来を絶望視した人も少なくはないでしょう。
だからといって、惰性に身を任せて何となく仕事を頑張っていても効率よく年収500万を達成することはできません。
この記事を読んで、将来的にどういった部分に時間を投資していけば年収500万を達成できるのか確認しておきましょう。
✔『わたしが記事を執筆しています』
髪のコンプレックスに悩む女性のヘアケアをおこない、2つのメディアを運営中。
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美容師が年収500万稼ぐために必要な事4選【店長になる必要はナシ】
年収500万を目指す前に、リアルな現状をおさらいしておきましょう。
美容師・理容師の平均年収は約280万円~311万円となっています。
月給に直すと、男性26万円、女性22万円となります。
これは、厚生労働省による2019年の「賃金構造基本統計調査」の数字を元に出しています。
月収26万(年収312万)の美容師が年収500万を目指すとなると、現在の給料を約1.6倍にしなくてはいけないね。特に私たちの業界は年収の相場が低いうえにボーナスもないから年収500万を達成するのは難しそう。
カラー塗布の施術ができるようになるまでも、多くの練習量と時間がかかります。
苦労して入客出来るようになっても、他業種の給料と比べると給料が少ないので年収500万はかなりハードルが高く感じますよね。
(→ 美容師の年収ランキング衝撃の結果がコレ【美容業界の悲惨さにむせび泣き…】)
でも500万の年収をクリアする方法はいくつかあります。
それは、
「月売り上げ150万以上のスタイリスト」
「フリーランス美容師」
「サロン経営者」
のいずれかになるか、あるいは美容師をしながら「副業を行う」かの4つです。
以下より順に解説していきます。
月の売上げ150万円以上のトップスタイリストで年収500万
美容師1人当たりの平均売上は41万円~49万円という統計があります。
(→ 美容師が売り上げ200万の壁を破壊し給料を上げるための5項目【重要】)
売り上げ150万を達成するためには、この売り上げを3倍4倍にしていく必要があります。
一般的には売上げの30~40%がスタイリストの収入になりますので、150万/月×30%で45万の月給になります。
45万 × 12か月 = 540万
年収500万円を達成できます。
コンスタントに、月の売り上げを150万円以上あげていたら年収500万どころか年収700万以上になる事もあります。
また前提として、求人誌をしっかり見ながら労働条件の良いサロンを選ぶという事も大切です。
歩合率や賞与や手当の高い企業を選ばないと、どれだけ頑張っても効率よく年収500万を達成できません。
今現在、稼ぐうえで効率の悪い店舗に勤めていて、それでいて年収500万を稼ぎたいと考えるのであれば、転職を考えるのも一つの選択です。
年収500万をクリアするために、まずは技術者として売上げ150万円以上を目指していきましょう。
売上げ150万円を達成するためには、まず「再来率」を高める事を徹底して下さい。
どれだけ新規集客ができても、お客様がリピートしてくれなければ売上はもちろん上がりません。
底に穴が開いたバケツにせっせと、水を注ぎ続けるようなものです。
言うまでもなく再来率が悪ければ、お客様が増える事はないです。
また、
新規のお客様獲得のための労働時間
を考えると新規のお客様1人獲得するより、リピーターを獲得する方が圧倒的にコストパフォーマンスも良く、労力も少なく済みます。
再来率を高めるためにおすすめしたいことは、
「“お客様の言いたいこと”を聞き取る力を身につける」
ことです。
まずはお客様の話を聴き、何が言いたいのかに耳を傾けてください。
そして、髪について困っている事や望まれている事に対し、お客様へ的確な提案ができると、信頼関係ができ「お客様にとって、唯一無二の替えがきかない美容師」になっていきます。
ここまでできると、その後もリピートしてくれやすくなります。
売上げを高める方法については以下の記事より「美容師が売り上げ200万の壁を破壊するための5項目」でより詳しく解説していきます。
(→ 美容師が売り上げ200万の壁を破壊し給料を上げるための5項目【重要】)
フリーランスになる【年収700万美容師を目指せる】
年々増えているフリーランス美容師ですが、2018年には8万人を突破し、6人に1人がフリーランス美容師となる時代となりました。
稼いでいる美容師の多くはフリーランスという悲しい現実があります。
それほどフリーランス美容師というのは稼ぎやすいビジネスモデルなのです。
詳細を知りたい方は以下よりどうぞ。
まぁ、それだけ雇われ美容師が稼ぎにくいという事でもあるのですが…。
フリーランス美容師になると月給は40-60万円と言われていますので、普通に働いていれば年収500万~700万をクリアすることができます。
メニュー単価を自ら決める事ができ、集客も自由に行う事ができるので、オリジナルのブランディングができます。
そして給料は完全歩合制であり、自らの腕一つで売上げが大きく変わってきます。
しかしデメリットもあります。
ケガなどでしばらくサロンワークができないという事になると、収入の保証がありません。
なのでそこをふまえて、対策を考えながら年収500万を狙うことが必要でしょう。
私的には技術や集客に自信がある方はフリーランスで年収500万を狙う事をおすすめします。
サロンを経営するより、初期の設備投資などの負担は軽いからリスクが少ないからです。
しかしフリーランスも個人事業主となりますので、経営の知識も必要となってくることも抑えておきたいところです。
経営者(サロンオーナー)になる【年収1000万美容師も可】
ここは美容師という仕事を選んだ皆さんでしたら、一度は思い描いたことがあるのではないでしょうか。
いつの日か独立して、サロンオーナーになる!!
私もアシスタント時代から「いつかは」と思いながら修行に励んできました。
サロン経営は、“オープンして3年以内の廃業率50%”といった過酷な現実がありますが、軌道にのると年収500万どころか年収1000万円も夢ではありません。
複数店舗を開業し経営しなくても、1店舗でも年収500万以上を稼いでいくことができます。
また、40代50代という年齢で美容師業界で働いている人の多くが、店長やマネージャーなどの管理職やオーナーとなっています。
(→ 役職のない美容師人生はきっとつまらない【店長やディレクター最強】)
どちらにせよ店舗経営をしていく必要がありますので、集客・経営・税金について早い段階から学んでおきましょう。
正社員やパートとしてスタッフを迎えるわけですから、従業員を育てていくための知識も必要です。
生活を豊かにするためには給与の額面だけでなく、実際いくらのお金が毎月入ってくるかを意識して働いていきましょう。
(→ 年商1000万美容室の経営者は年収700万以上【金持ち美容師爆誕】)
副業を行う【田舎で美容室勤務してても儲かる~高い再現性~】
大きく環境を変えず、比較的リスクが低く始められる方法が副業です。
美容師として働きながら副業を行うと、副業分に社会保険料がかかりませんので、結果として手取り収入が増えていくのでおすすめです。
美容師であれば資格を活かして、勤務先と別店舗でバイトをするという事がまず思いつきますし、取り掛かりやすいところです。
ただし、毎日が多忙なので別店舗に行くという事ができるのかという問題や、勤務先の了解も必要となりますので注意が必要です。
せどりやデータ入力やブログなど、PC一台でできる美容師と関係ない副業もありますので、得意としている事を活かしていくのも方法です。
美容師に向いている副業を以下記事にまとめたので良ければどうぞ。
(→ 副業のない美容師人生はきっとつまらない【推奨ダブルワーク11選:2022年版】)
私がやっているような、ブログコンテンツから髪についての様々なことを発信しながら年収500万を狙うといいでしょう。
完全無料のブログ構築サポートも行っていますので、気になる方は以下より詳細をどうぞ。
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美容師が年収500万を稼がないといけない理由
平均賃金が低いままであれば、結婚しても共働きが前提となってしまいます。
共働きをすればゆとりのある生活を送ることができますが、いずれは子どもができ家族が増えることが多いですよね。
子どもが増えると共働きができなくなることや、想定外の出費が増えます。
子供に習い事や学校などやりたいことをさせてあげたくなるものです。
そこで必要となってくるのが、「年収500万円」の壁を突破することです。
(→ 美容師の旦那の給料で家族が幸せに暮らす事は出来ない【悲報】)
統計では年収436万が平均年収となっています(国税庁の民間給与実態調査)ので、やはり年収500万が安定的な生活を営むための年収額の一つの目安になってきます。
人生の選択肢を増やすためにも、まずは美容師で『年収500万円』を実現させましょう。
今回は以上で終わります。
つたない文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。